事業を引き継いでいただくときにどんな会社にしていきたいですか?

迅技術経営の西井克己です。

近年、事業承継に携わらせていただくことが多くなってきました。

事業承継センターが立ち上がるなど、中小企業支援施策も、事業承継をテーマにしたものが多くなっています。

そのため、少しずつですが、中小企業の経営者にも経営課題として浸透しております。

事業承継の支援は、知識や経験も大事なのですが、その会社の経営者や後継者との人間関係が良好であることも大事であると感じています。

事業承継の支援のときには、経営者と後継者の思いを聞かせていただくことから始めております。どんな仕事もそうですが、事業承継の場合は、特にしっかりと思いをを聞かせていただくことに努めています。

お話を一通り伺った後、必ず私の方から後継者の方に質問する内容が、本記事のタイトルである「事業を引き継いでいただくときにどんな会社にしていきたいですか?」です。今から事業を引き継ごうという方にとっては、そんなことはまだ考えられないという方もいらっしゃいます。しかし、どこを目指して今後経営していくかこれを経営者となる前にきっちりと定めておくことはとても大事だと思っています。どんな経営をしたいですかと質問するよりも、自分が後継者に引き継ぐ立場になったときにどんな会社としたいかと質問する方がよりそれが具体化するように感じております。

これから事業を引き継ごうとされている方引き継いで間もない方は、「自分が後継者に引き継ぐ立場になったときにどんな会社としたいか」これを自問自答して、自分の考えを整理してみませんか?ひょっとしたらこれまでと違った発見があるかも知れません。

 

経営理念の変更

みなさまこんにちは。
石川県で中小企業経営のお手伝いをさせていただいております迅技術経営です。

迅技術経営では、最近、経営理念が変更になりました。
「経営理念」とは、企業の存在意義…企業経営に対する基本的な考え方で、企業運営の幹部分となり、経営者が変わっても変わることのないものです。
(一方、「経営方針」は経営者が変わった場合に、新しく刷新される可能性があります。)

今までの経営理念が実態に即していない、ということで迅の役員陣より提案があり、全員の賛成を持って変更になりました。

それでは、新しい経営理念の発表です。

<新経営理念>
当社は明るく誠実で熱き思いを持つ人材をお互いに尊重・切磋琢磨し、恩送りが出来る士業へと育て、企業の強みと地域の活力を活かせる士業による支援を行うことで、我が国の成長と発展に貢献します。

参考に、旧経営理念
当社は明るく誠実で熱き思いを持つ人材をお互いに尊重し切磋琢磨できる士業へと育て、組織として企業にあった支援を行うことで、我が国の成長と発展に貢献します。

今までとの変更点
1.「組織として企業にあった支援」を変更。

2.「恩送り」という言葉を追加。同列で切磋琢磨するだけでなく、次世代士業を育成する(上下のつながり)ことを考慮して。

より高い志を持ち、「自分のため」ではなく「社会のため」に働ける士業の集合体となるための、今回の経営理念の変更かなと思います。(個人の感想です…。)

新しい経営理念に生まれ変わった迅技術経営をこれからもよろしくお願いいたします。

賛呑会(第二回)

迅技術経営の西井克己です。

株式会社そだてる(大阪市)の社長で中小企業診断士の小畑秀之さんに教えていただいた、まじめな飲み会(賛呑会)を先月から弊社で実践しています。今回は2回目で森、小松、西井で行いました。

まじめな飲みニケーションの賛呑会は、社員と経営者が3人で飲みながら話し合う場です。

真面目な飲み会なので、酔っぱらうとどんないいことを言っていても忘れてしまったり、話が脱線しないようにルールが決められています。

そのルールを以下に示します。

ルール1 スタッフ2人と経営層の3人で呑む(スタッフ2人は異なるペアで)

ルール2 賛=ほめる、たたえる、助け合う場であることを徹底

ルール3 本題から脱線しないよう、ノートに書いたテーマを見ながら話す

ルール4 意見コメントは、付箋に書いてノートに張り出す

というものです。

第一回目はワンテーマで、会社に期待していること、期待がどれだけ満たされている、満足度を上げるためには?

というテーマで話してみました。

第二回目である今回は、2テーマで開催しました。

第1回目から第2回目にかけて、小畑さん本人とお会いする機会があり、

賛呑会の実施について報告し、いろいろとアドバイスいただきました。

そのアドバイスを基に今回は少し改善してみました。

1つは前回と同じテーマで、

会社に期待していること、期待がどれだけ満たされている、満足度を上げるためには?

2つ目は小畑さんに教えていただいた

最近がんばっている人としました。

意見があるときは、付箋に書いてスケッチブックに貼ります。

こんな感じです。

今回も面白いアイデアが出て早速実践してみました。

前回は2時間できっちり終わったのですが、今回は、3時間オーバーでした。

最後の一時間は話が脱線していたような気がします。

時間管理を行う必要がありそうです。

ただし、ちゃんと付箋に書いてあるので、振り返りができました。

テーマを2つにすると、最初のテーマは軽いもの(今回の最近頑張っている人)で

少しお酒が入った状態の本テーマの方が、いろいろな意見が出てきたような気がします。

弊社も小規模企業なので、完全に整えてから進むよりも、

進みながら1つ1つ改善できればと思います。

次月は、小松、高稲、西井で行う予定です。

皆さんの会社でも賛呑会してみませんか?きっといい気づきがあると思います。

 

オリジナルルールや賛呑会について詳しく知りたい方は、小畑秀之さんのブログをご覧ください。

 

 

中小・ベンチャーでも「本気で、本業で」社会貢献

皆様、こんにちは(こんばんは)。

迅技術経営の中小企業診断士の高稲です。

 

先週、弊社の西井、森、共々、

石川県産業創出支援機構様が主催するビジネスコンテスト

「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2017」

のファイナルプレゼンテーションに行ってきました。

 

私は昨年に引き続き、2回目の観覧となりましたが、

起業家の皆様の熱意と独創性からは大変刺激を受けました。

特に今回印象を強く受けたのは、

「ソーシャルベンチャー(社会起業)」への関心の高さです。

 

ファイナルプレゼンテーションでは、

・電力需給の調整のための仮想発電所システム

・外国人の就職難を解消するための人材紹介業

・貧困地の自然栽培作物の収益化

・安易な「ふれあい」ではなく「教育」を考えた移動動物園

・行政をはじめ一般ユーザーからの情報をも集約した防犯アプリ

などなど、「社会的な課題を解決するためのビジネスプラン」を掲げる起業家の方が目立ったように思います。

近年、CSR(企業の社会的責任)やCSV(社会的価値の創出)の重要性が説かれていますが、

石川県においても、収益性の高いビジネスモデルだけではなく、

社会的意義の高い事業への関心が高いことが伺えました。

 

経営戦略論の大家、M.ポーターは、自著の中で、

「企業の社会的責任」について以下のように述べています。

“企業の成功には、健全な社会が前提となっている。

健全な社会とは、多くのニーズを満たす社会であり、

ニーズを満たすことによって人々の向上心を引き出し、

最終的には需要を拡大する。

社会におけるニーズとは、単に製品やサービスを提供することのみならず、

生活水準を向上させる、雇用、富、イノベーションの創出をも含んでいる。”

 

企業の目標は「利益の獲得」ですが、

その根本、「存在意義」が、「社会的価値の創出」であること。

そんな企業を、全力で応援していきたいという想いを新たにいたしました。

 

 

迅技術経営では、「社会起業家」の皆様の支援に積極的に取り組んでおります。

「これっておかしい!」という問題意識をお持ちのあなたの背中を一押しします!

お気軽にご相談ください。

http://www.g-keiei.com/

まじめな飲みニケーション(賛呑会)

迅技術経営の西井克己です。

毎年、8月に3社合同(そだてる、大幸経営、迅技術経営)での勉強会そだてるフォーラムでお世話になっている、中小企業診断士の小畑秀之さんに教えていただいた、まじめな飲み会を弊社で実践してみました。本日はその賛呑会についてお伝えします。

まじめな飲みニケーション(賛呑会)は、社員と経営者が3人で飲みながら話し合う場です。

真面目な飲み会なので、酔っぱらうとどんないいことを言っていても忘れてしまったり、話が脱線しないようにルールが決められています。

そのルールを以下に示します。

ルール1 スタッフ2人と経営層の3人で呑む(スタッフ2人は異なるペアで)

ルール2 賛=ほめる、たたえる、助け合う場であることを徹底

ルール3 本題から脱線しないよう、ノートに書いたテーマを見ながら話す

ルール4 意見コメントは、付箋に書いてノートに張り出す

以上が小畑さんが考えられたオリジナルルールで

弊社はもう1つだけルールがあり

参加者をノートに記載して、コピーと領収書を会社に提出(5,000円/人は超えないように)

を加えました。

忘れないようにスケッチブックにルールを張り付けてみました。

ちなみに、このスケッチブックは自立可能であり、その作成方法は、私の個人ブログをご覧ください。

https://g-keiei.com/blognishii/2017/08/100-1.html

 

テーマは何でもよいとのことでしたが、最初なので前向きに

会社に期待していること、期待がどれだけ満たされている、満足度を上げるためには?

というテーマで話してみました。

意見があるときは、付箋に書いてスケッチブックに貼ることを行いました。

全体で、2時間

1時間半ぐらいはこのテーマで議論し、残りの時間はプライベートの話を少しして終わりました。

いろいろな意見が出て、その中でいい意見は翌日から実践しております。

小畑さんに運用方法を聞くと、そだてるさんでは、1呑み会で3テーマを議論するそうです。

1テーマで内容を濃く議論するのか、複数テーマでいろいろな意見を引き出すのか?

運用で幅が広がりそうです。

弊社は月1回ペースで、同じテーマで議論したいと思います。

次月は、森、小松、西井で行う予定です。

皆さんの会社でも賛呑会してみませんか?きっといい気づきがあると思います。

 

 

オリジナルルールや賛呑会について詳しく知りたい方は、小畑秀之さんのブログをご覧ください。

社員と飲みながら話し合う場「賛呑会」

パートアルバイトも通年募集を開始しました。

迅技術経営の西井克己です。

先週の金沢情報にも掲載しておりますが、弊社パートアルバイトの募集をしております。

これまでは欠員募集での募集でしたが、今年の春から通年採用に変更しております。

通年採用とした理由は、パートアルバイトとして働いていただく方にも、将来的にはやりがいのある仕事を担ってほしいという思いから、入社条件に中小企業診断士を3年間受験することを約束いただける方としたためです。

これにより、入社いただける方の母集団は相当狭まることが予想し、いい人がいれば取るという通年採用に変更いたしました。

募集内容等を以下に示しますので、ご興味のある方は、お読みいただけると幸いです。

ご応募いただける方は、弊社までTELお願います。☎076-268-5258

○仕事内容

中小企業診断士の勉強をしながら以下の業務を担っていただきます。
・お客様から頂いた決算書を所定のエクセルに入力
・中小企業診断士の指示に従い、お客様から頂いた資料を取りまとめる作業
・請求書の作成、電話応対、来客対応等中小企業診断士の依頼に従い、お客様の資料を取りまとめるお仕事を主にお任せします。

その他に、イラストレーターやドリームウィーバーを用いての資料作成、接客など様々な業務をお願いします。土・日・祝は必ずお休みできますし、学校行事や長期休み期間中は柔軟に対応します。

○お伝えしたい事

パートアルバイトとしての仕事期間は育成期間です。現状のスキルや経歴は入社の判断材料にせず、これから弊社の仕事を通じて、仮説検証を繰り返す仕事のやり方を自分なりに確立できるのか?そして、少なくとも3年間、家庭と仕事の両立という限られた時間の中で士業に向かって頑張りぬけるかどうかを見ております。

ただし、弊社は士業として登録されるまでは、お客様の担当となることはできないことから、
入社後は、お客様が全く見えない状況になります。

楽しいことよりむしろ疑問に思うことや不満を感じるこが多いと思いますが、3年間という期間の中で、ご自身の努力によって成果(少なくとも中小企業診断士1次試験合格)を勝ち取ってください。

パート契約期間中のゴールは明確で、中小企業診断士1次試験合格です。
パートとしての仕事は、仕事をはやく完成させる必要はなく、むしろ時間はかかってもよいので、仕事の背景を踏まえながら仮説検証を繰り返す仕事のやり方を自分なりにマスターするための手段(期間)と考えてください。

なぜならば、仕事の背景を考えながら仮説検証を繰り返すことは、将来の士業としての仕事で役立つことはもちろん、適切な学習計画を立案する事にもつながるとともに、その人自身の成長つながるからです。
そして必ず合格して当社の士業となって中小企業を支援するとともに、後進を育成したい。そんな熱い思いの方を持つ方をお待ちしています。
周りの人間は、それを最大限応援します。

○求める人物像

弊社では、パートとして勤務いただく方にも高いスキルを求めております。しかし、それは採用においてもともと高いスキルをお持ちの方のみを対象にしているという意味ではありません。
自ら学び、成し遂げようとする気持ちを持った方 であれば、入社後、弊社で勤務するために必要なスキルを身につけていただければよいと考えております。
理想の応募者像としては
当社の入社条件(中小企業診断士一次試験合格)という条件がクリアできないが、中小企業診断士を勉強し始めてどうしても中小企業診断士の事務所で働きたくなった。
今は子育て中で働く時間がなかなか確保できないけど、子育て中に何としても中小企業診断士資格の勉強を行って、子供が大きくなった時に備えたい。という方を募集しています。

○代表西井からのメッセージ
私は、士業という仕事は、地域経済の源である中小企業を支えるとても大事な仕事であること、そしてやればやるほど奥深く、答えのない仕事であることを感じております。
しかし、ご存知のように、士業は、資格制度やその仕事の性質上なりたいと思った方全員が「できる仕事」ではありません。だからこそ、そのスタートラインに立った人材は、その仕事を行えることに感謝し、全力でその仕事に当たることはもちろん、先達は、その人材が1人前になる支援(1人前になろうとする人が悩んだ時に考え方を変えるためのヒントを与えるようなイメージです)をすることが大切と考えております。そして1人前になった人材が、独立するのではなくあえて組織内にとどまり、次のスタートラインに立つ人材を育てる。そんな思いをもつ人材が集う組織があれば、どんなに素晴らしいことでしょう。
弊社の理念に強く共感できた方にお願いします、最初は、「面接」ではなく、「会社見学」に来てください。皆様とお会いしていろいろな意見交換ができる日を楽しみに待っています。

勤務地 石川県金沢市鞍月二丁目2番地石川県繊維会館
週勤務日数 週3日以上
勤務時間 09:00~12:00/13:00~15:00/09:00~15:00 シフト制
給与 時給900円
入社条件 入社後中小企業診断士の合格を目指して3年間受験いただける方

人生100年時代構想会議

みなさま、こんにちは。
迅技術経営の高稲です。

内閣府が本日(8/28)発表した月例経済報告において、
「景気は、緩やかな回復基調が続いている。」との判断が据え置かれました。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/getsurei-index.html

前月からの主要変更点として、
以下の文言が追加されていることが読み取れます。

『…さらに、人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想するため、
「人生100年時代構想会議」を早急に立ち上げ、人づくり革命を推進する。』

「人生100年時代構想会議」は、政府の看板政策「人づくり革命」の一貫として立ち上げられるものです。
茂木経済財政・再生相は、本会議の設置の背景を、「年齢にかかわらず誰もが人生を再設計できる社会をつくる」ためとしています。
具体的には、年齢を問わずに、誰もがチャレンジ&再チャレンジできる社会をつくる構想と言うことができようかと思います。

ここからは私見となりますが、これまでの日本での「人生設計」は、
非常に選択肢の狭いものであったと考えます。
18歳で高校を卒業し、現役で大学に入学、
4年間で卒業し、就職、定年まで1つの企業に勤め続ける。
一度失敗した方や、レールから外れた方に非常に厳しいものであったのではないでしょうか。

2000年代以降、中途採用市場の隆盛やベンチャーブームなどにより、
若手の「人生設計の選択肢」は広まったと言えますが、
ミドル以降の方にとっては、依然、制約の多い社会のように思えます。
専門性に乏しい管理職系の中高年の方が、転職の際に不利な扱いを受けがちなことは、
その典型といえるかもしれません。

ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏によれば、
「世界の平均寿命は10年毎に2年伸びている」ようです。
今後、世界中が高齢化社会に向かう中で、「高齢化社会先進国」である日本が、
「年齢にかかわらず誰もが人生を再設計できる社会」においても先進国となることを願ってやみません。
具体的には、
・シニアを中心とした創業者のセーフティネット拡充
・社会人の「学び直し」支援施策の強化
など、「人生再設計」を支援するための政策の充実を通じ、
20歳も100歳も同じ土俵で活躍できる社会となることを望みます。

迅技術経営では、若手ベンチャー起業家の方から、
リタイア後のシニア起業家の方まで、
幅広く創業支援の実績がございます。
迅技術経営は、あなたの「やってみたい!」を応援します。
http://www.g-keiei.com/

生産性の向上

こんにちは。石川県で中小企業経営のお手伝いをしている迅技術経営です。
本日は、巷で話題になっている生産性の向上についてお話をしたいと思います。

少し前の記事なりますが、信金中央金庫 地域・中小企業研究所から「地域・生活密着型中小サービス業の事例にみる生産性向上」というレポートが出されました。

このレポートの要旨は以下のとおりです。
~~~~~引用ここから~~~~
・経済社会の成熟化や少子高齢化、情報化などによるサービス産業へのニーズの多様化で、第三次産業の名目GDPに占める割合は2015年で76.6%にまで拡大、しかも、第三次産業の企業数で中小企業の占める割合は99.7%にも達している。ところが、その労働生産性は、第二次産業と格差が拡大、さらに、主要国との比較でも見劣りが目立つ。
 (中略)
・事例からは、他と差別化され高く評価され、顧客がファンとして選択しつづける価値創出の背景には、地域や人に対する感性と対応力、またそうした人材・組織の育成努力がある。
~~~~引用ここまで~~~~

このレポートの中では、地域や人に対する感性と対応力を磨くためには、
・経営者自身が思いを是が非でも実現させたいという強い意欲を持つ
・経営者個人だけでなく組織としてそのような思いを持つために、高いコミュニケーション力で社内での理念への理解・共感を得る
・議論や成功/失敗体験の共有、一人ひとりの考えを深めるための仕組みや仕掛けをつくり、粘り強く続けていく
・外部の経営資源を効果的に活用する
の4段階が必要であることが記載されています。

これはサービス業に限らず、全ての業種・全ての企業に当てはまることのように感じます。
従業員の中に経営者や企業の思いを体現しているような方がいる会社では言語/非言語いろいろな方法で互いの思いや経験を体感したり共有したりする場が設けられていることが多いです。
(意識的にやっている企業と無意識でできている企業がありますが)

とても時間がかかることですし、思ったような効果が出ないことが多いでしょうが、まずは経営者が思いを発信すること、そしてそれを浸透させる手段をあきらめずに継続していくことが結局最も近道なのだと思っています。

もちろん、なかなか社内の方だけでは場の創出などがうまくできない、という場合は、外部の専門家を積極的に活用していただくことをオススメいたします。
弊社でも、経営者と後継者、経営者と幹部といった方々の中に参加させていただくことがございます。
ご興味がございましたら、お気軽にお声がけください。毎週土曜日は無料相談日としておりますので、ご都合に応じて対応させていただきます。

また、お時間ございましたら弊社のホームページもご覧ください。

土曜日に会社見学を実施しています。

中小企業診断士の西井です。

弊社は、新卒・中途・パートを含め通年採用を実施しています。

いつまでにエントリーしていつまでに結果を出すということをしておりません。
また、パート採用も最低3回は弊社にお越しいただき、ある程度相互で納得の上雇用関係を締結しております。

通年採用の理由は、人材の雇用はいわゆる見返りのわからないけど重要な投資である。
このため、忙しいときに人材を雇用するというのではなく、あえて未経験者を雇用し、入社後3年は、研修期間の位置づけとし
時間かけて方向性を合わせていくためです。
また、弊社は士業でない方は、お客様の担当にならないため、採用したとしても、すぐに忙しさが解消することは考えておりません。
お客様の担当となるためには、スキルはもちろん、弊社の考え方(特に経営理念)を自分が理解し、自分の言葉でお客様に説明できることが
とても大事と考えているためです。
このため、弊社の理念に共感いただける方は弊社の充足数に関係なく
ご縁があった方は積極的に採用していく姿勢です。

採用の流れは、ご連絡をいただいた場合、
来社1回目
名前のみいただいた上で、土曜日の会社見学を行います。
履歴書なし、服装も自由で、弊社への疑問点に対して私自身が回答しております。
来社2回目
1次面接を行います。
勤務条件に関するアンケートとエントリーシートを事前に作成いただき、
当日は、適性検査と1次面接(中小企業診断士と社会保険労務士)を実施します。
来社3回目
役員面接を実施します。

会社見学は1時間、1次面接は1-2時間
役員面接は、今まで2-3時間かけて実施しています。

かなり、お互いに時間をかけて実施しておりますが、
経営理念の共感(価値観の共有)のみはしっかりと確認し、お互いに気持ちよく仕事をするために
この活動を継続できればと思っております。

弊社の採用ページは以下のリンクをクリックお願いします。
http://www.hyt.co.jp

早期経営改善計画策定支援事業

 こんにちは。石川県で中小企業経営のお手伝いをさせていただいている迅技術経営です。

 先月より(公財)石川県産業創出支援機構の「石川県経営改善支援センター」の支援メニューに、早期経営改善計画策定支援事業が加わりましたのでご紹介いたします。

今のところ返済条件等の変更は必要無いが、
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
という方にお勧めです。
 
 従来の経営改善計画と新しい早期経営改善計画の違いは、従来の経営改善計画策定支援事業では金融機関から返済条件を緩和してもらう等の金融支援を受けることを目的として、金融調整を伴う本格的な経営改善計画を作成し、全ての取引金融機関に説明、同意をいただく必要がありました。早期経営改善計画策定支援事業では、金融支援を目的とはせず、早期の段階から自己の経営を見直すための資金実績・計画表やビジネスモデル俯瞰図などの基本的な計画を作成し、主要金融機関等に提出していただきます。

 また、計画策定後のフォローアップについては、従来の経営改善計画策定支援事業では原則として3年間でしたが、早期経営改善計画策定支援事業では計画策定後1年経過した最初の決算時にモニタリングを実施していただきます。

 経営改善計画又は早期経営改善計画の策定を支援した認定支援機関に対し、計画策定支援費用及びモニタリング費用の3分の2(上限20万)を助成します。

詳細は以下のURLよりご覧ください。
【 関連URL 】 http://www.isico.or.jp/dgnet/support/42641?type=isico