賛呑会(7回目)

迅技術経営の西井克己です。

株式会社そだてる(大阪市)の社長で中小企業診断士の小畑秀之さんに教えていただいた、まじめな飲み会(賛呑会)を2017年9月から弊社で実践しています。

今月は7回目で佐々木、森、高稲で行いました。

まじめな飲みニケーションの賛呑会は、社員と経営者が3人で飲みながら話し合う場です。

真面目な飲み会なので、酔っぱらうとどんないいことを言っていても忘れてしまったり、話が脱線しないようにルールが決められています。

そのルールを以下に示します。

ルール1 スタッフ2人と経営層の3人で呑む(スタッフ2人は異なるペアで)

ルール2 賛=ほめる、たたえる、助け合う場であることを徹底

ルール3 本題から脱線しないよう、ノートに書いたテーマを見ながら話す

ルール4 意見コメントは、付箋に書いてノートに張り出す

というものです。

今回のテーマは10年後の女性定着化に向けてやるべきこと

 

次回は来月に森、小松、高稲で行う予定です。

来月で一巡します。2巡目に移る前に振り返りをしたいと思います。

皆さんの会社でも賛呑会してみませんか?

いい気づきがあるかも知れません。

 

オリジナルルールや賛呑会について詳しく知りたい方は、小畑秀之さんのブログをご覧ください。

 

社員満足度調査NO.1!徳島の西精工さんの見学に行ってきました!

【「人間尊重」が経営を強くする!日本でいちばん大切にしたい会社大賞・西精工視察レポート】

こんにちは!迅技術経営・中小企業診断士の高稲です。

 

先日、大阪の株式会社そだてるの小畑さんからお誘いいただき、弊社の小松社労士と共に徳島県の西精工株式会社の見学に行ってきました!

 

西精工では、大正12年の創業以来、四国・徳島県に生産拠点を構え、ナット等のファインパーツを製造していらっしゃいます。

西精工では、経営理念の浸透が徹底されており、全社員が毎朝暗唱し、社長と全社員との毎日のメール交換などによりコミュニケーションを深めるとともに、長時間の朝礼や、「ミッション・ステートメント」の策定等を通じて、相互理解の形成を図っています。

こうした取り組みが評価され、第1回「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」において「中小企業基盤整備機構四国支部長賞」を、第3回 「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」 において「中小企業庁長官賞」を受賞されました。

詳細は、株式会社ブロックスの「DO IT!」シリーズをご覧ください。

私が西精工さんの「人間尊重」のエッセンスとして受け取ったのは以下の3点です。

①相手の成長が最重要!アメとムチは両面で!

西精工さんでは、「社員の幸せや成長が最優先」という考え方です。

耳障りのいいことばかり言うのではなく、耳の痛いことも伝える文化だと感じました。

②細やかな情報共有文化

西精工さんでは、ノウハウや情報を共有する文化が根付いています。

絶えず成功事例や失敗事例を横展開している印象を受けました。

仕事の上で、特に人とのかかわり方の面で、やってよかったことや、失敗したな、と思ったことを、遠慮なく周囲に伝えられる関係が築かれています。

社員の方から、「変なことを言わないようにしよう…」といった「遠慮」は全く感じませんでした。

③相手に興味を持つ

全社員が、仕事の面(なぜ?どうやって?)だけでなく、プライベートを含め、相手そのものに興味を持っている。

相手を観察し、相手のことを理解しようという意識を持ちながら接している印象を受けました。

 

これら3つの文化が形成されてきた背景として、社長と全社員の相互理解が徹底されていることがあると感じます。

西精工は従業員数200名を超える企業ですが、従業員の顔と名前は当然、従業員の家族のことや境遇、健康状態、趣味・嗜好まで、社長が深く理解していたことに衝撃を覚えました。

 

経営哲学者・スティーブン・R・コヴィーは、自著「7つの習慣」で、成功するための習慣として以下を挙げています。

「第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」

その有効性はしばしば以下のように説明されています。

 

「理解すること」がなぜ大きな力を持つのでしょうか。

それは、「理解する」という行動、考え方が、「第一の習慣」で紹介した「影響の輪」(自分がコントロールし、影響を与えることができる領域の活動)の中のことだからです。

コミュニケーションがうまくいかないと悩む要因のひとつは、「相手の気持ちへの不満」や「相手の気持ちが変わってくれない」ことへのストレスです。相手の気持ちは、自分の「影響の輪」の外のことです。自分がそこをコントロールすることはできません。結局、他人の考えや行動、環境、条件など、影響できないことに集中している限り、ほとんど何も解決することはできません。

しかし、相手を理解することはいつでも可能です。それはあなたがコントロールできる領域の事柄です。相手の真意を理解し、問題の核心を的確にとらえることができるようになります。そして、相手を理解すればするほど、相手を大切に思う気持ちが生まれ、貢献したい気持ちが強くなることでしょう。

出典:理解することこそ「インサイド・アウト」,Franklin Planner Japan Co.,Ltd, http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-31.html

 

 

相手のこと、相手の人生のことを深く理解して関わること。

簡単なことではないですが、自分自身の在りたい姿を再確認いたしました。

 

話し出せばいくらでも話せそうなので、ご興味がある方は個別に聞いてください!

いしかわ就職フェアに参加(2018年3月)

迅技術経営の西井克己です。

本日、石川県産業展示館4号館で開催されるいしかわ就職フェアに参加しています。

弊社ブースは358番です。

13時から開始予定です。

ブースセット完了しました。

よきご縁があることを期待したいと思います。

小規模事業者持続化補助金の公募が開始いたしました!

こんにちは。士業が一つの組織として中小企業の支援をする迅技術経営です。

 

先日「ものづくり補助金」の公募開始のお知らせをいたしましたが、

本日「小規模事業者持続化補助金(通称:持続化補助金)」の公募が開始いたしました!

ご存知の方も多いかと思いますが、小さな規模の事業者様による

販売促進(=売上向上)の取り組みを支援する補助金です。

 

補助上限額は50万円、補助率は2/3で今まで同様です。

従業員の賃金水準を引き上げる場合、

買い物弱者対策の事業を実施する場合、

海外展開に取り組む場合

は、補助上限額が100万円になります。

 

また、事業承継を計画している事業者、

先端設備等導入計画を申請する予定の事業者、

経営力向上計画の認定を受けている事業者、

過疎地域に該当する地域の事業者

に関しては、加点が行われます。

 

申請の締切は5月18日(金)と、まだ少し余裕があります。

以前にも書かせていただきましたが、補助金を申請する最大のメリットは

会社の現状と今後を整理することができることだと思っています。

会社が今後何を目指して、どのような道筋で進んでいくのか。

これがある会社とない会社とでは、5年後、10年後の居場所がまったく変わってきます。

 

目先の補助金もとても大事なのですが、まずはしっかりと道筋を立てること、

ここからはじめていきましょう。

 

公募要領や申請様式は、以下のリンクからご覧いただけます。

→商工会議所管轄の事業者様

→石川県内で商工会管轄の事業者様