子育て中の方の雇用について

石川県で中小企業の支援を行っております迅技術経営です。

経営者の皆様、子育て中の女性を雇用する予定はありますか?

厚生労働省のHPにこのような調査結果が公表されています。

出産・育児等を機に離職した女性の再就職等に係る調査研究事業(平成26年度厚生労働省委託調査)

これによると

・離職前の仕事にやりがいを感じていた女性は、再就職にあたって仕事の内容ややりがい・責任を重視する傾向がみられる。

・離職前の仕事にやりがいを感じていた女性は、離職後早い時期に再就職を希望する傾向がみられる。

・再就職後、非正社員から正社員に雇用形態を転換した人の特徴をみると、離職当時においても早い時期の再就職を希望し、子どもが比較的小さい時期(0歳から1歳)に再就職している。更に再就職後の職場における勤続年数も長いという傾向がみられる。そのほか正社員へ転換した人や転換を希望している人は、再就職の際に、非正社員から正社員に登用制度があることを重視していたという傾向がみられる。

このことから企業が徐々にステップアップが可能な道(例として非正規からの正社員登用やそれに伴う職務拡大など)を用意することで子育て女性の就業意欲を高め、一人ひとりに能力やスキルを発揮して活躍してもらうことができ、長期的に企業に貢献していただくことにつながるのではないでしょうか。

子育て中の女性を雇用する際は、業務のやりがいが伝わるよう求人票を見直してみませんか?

目標管理や人事制度構築をご検討中の経営者の皆様、ぜひ迅技術経営にご相談下さい。

弊社にも非正規から正社員へ登用する仕組みがあります。子供の年齢に制限のない短時間正社員制度もございます。

詳しくは採用ページをご確認ください。

弊社の短時間勤務エントリーはコチラ

「L字カーブ」という言葉をご存知でしょうか?

 

賛呑会 発表者側目線

北陸で中小企業の支援を行っております迅技術経営です。

度々賛呑会に関する記事を投稿しておりますが、発表者側(夢を語る側)の投稿があまりありませんでしたので、本日は発表者側に関する記事を執筆したいと思います。

なお賛呑会の詳細に関しては、
直前の記事であるコチラや、弊社西井ブログのコチラをご参照ください。

※この記事は2023年の7月に下書きしたものなので投稿日と少し捉え方が変わっている部分もありますが、備忘録もかねてあえてそのまま載せたいと思います。

 

今回で2回目の発表となりますが、前回と比較すると一貫している部分と変わった部分があることに気付きました。

私を例にとると昨年初めて発表した際の夢は「地域の可能性を増やす」でしたが、1年経った今の夢は「次世代に可能性を残せる社会」となりました。

表面的な言葉は変わっていますが、一貫している部分もあり、その定義やそれに対する想いなどが深掘りされており、より解像度が上がったように思えます。これは話しながら気付いたことです。

 

変わった部分としては、具体的だった部分がより広い定義となり抽象化されていったような印象を受けました。

例えば、第一回目のときは自身のルーツや経験を土台として「地域」や「伝統産業」に対してアクションを起こし経営者だけでなくその家族にも良い影響を与え、将来の様々な選択に関する可能性を増やしていく、と考えていた部分が、
伝統産業や地域、あるいは経営者の家族という限定的な部分に留めず経営者や従業員、企業全体といったより広い部分に広がったと思います。

考えや思いが変わったわけではなく、「次世代に可能性を残せる社会」づくりの達成のためにあえて伝統産業やその経営者だけに絞るのはもったいない、伝統産業以外の企業や経営者・従業員・家族の方たちに対して「も」そういった思いを持って支援していけると、なおのこと達成に近づくのではないだろうかと考えたためです。

さらにいえば、仕事や支援の場だけでなく、様々な場面でもその実践は可能であることにも気が付きました。このため、ざっくりとまとめると「誰に対しても、どんな場面であっても、次世代に可能性を残せる社会づくりに貢献するため、行動する」という部分が自分から出てきたことが一回目の発表からの変化だったといえます。

その上で、今一度第一回目を振り返ると、伝統産業や地域に対してアクションを起こすということはそれ自体が目的になっており、具体的に誰に可能性を増やしたいのか、そのアクションの先に何が起こるのか、その先にどんな未来があるのか、そういったところまでは考えられていなかったように思います。

 

これを踏まえると「次世代に可能性を残せる社会」にも先があるということになりそうです。次世代に可能性を残せた先に何があるのか?自分はそれをどう思い描くのか?、、、まだまだそこまで考えは及んでいませんが、そういった意味で「北極星」とは一生をかけても達成できないものだと考えています。

一方で、それでもやってやるんだ!という心構えこそが熱い思いであり、その気持ちを持った行動こそが生きる上で大事なのだとも感じています。

 

賛呑会ではそういったことを話しつつ、他の2名から質問や考えを投げかけてもらいます。自分にはなかった考えや方向性に引っ張ってもらいながら、それに対する率直な自分の意見を出すことにより話しながら自分自身もなんらかに変化や新鮮さに気付くことができるのがこの会の良いところだと思います。

次の賛呑会でまた変化を感じられるように日々の気づきや考えの反芻を忘れずにしっかりと行動に落とし込んでいきたいと思います。

 

弊社では中小企業を支援したいという熱き思いを持ちながら、未経験のため実現が困難になっている方を士業育成システム®により中小企業診断士、社会保険労務士、税理士へと育成する体制を整えております。

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