北陸で中小企業の支援を行っております迅技術経営です。
経営者の皆様、「L字カーブ」という言葉をご存知でしょうか?
「L字カーブ」とは女性の正規雇用比率を年齢階層別に線グラフで示したとき、20代後半をピークに、その後は右肩下がりで低下していく現象のことです。
(内閣府「男女共同参画白書令和4年版」より引用)
これにより家事育児の負担が大きくなる出産後に離職を選ぶ方が一定数いることが分かります。更に一度正社員を辞めると、女性が再び正社員として復職するのはむずかしいという現状を表しています。
子育てに専念したいと退職した方の中には仕事に対する責任感が強いゆえ両立を選ばなかった方もいる。そのような方はもう一度社会に出たときに必ず戦力になると私は考えます。
企業がそのような人材を積極的に非正規雇用する。非正規雇用された中で正社員を目指す方に正社員登用という門戸を開く。人材確保が難しいといわれる地方の中小企業ではこのような採用計画も検討すべきだと私は考えます。
非正規雇用から徐々に勤務時間や担当業務を広げていく。少し頑張れば手の届きそうな上のポジションを用意することで上を目指す仕組みを回す。数年後正社員に登用され別業務に従事することで空いた非正規のポジションにまた子育て中の方を雇用するという循環を生み出す。
仮に30代前半で産んだ末子の就学後に働き出しても20年以上企業に貢献していただける。
雇用された側も働き始めの5年は扶養内であっても残りの15年間厚生年金保険に加入出来ればご自身の年金が増額される。
退職せずに結婚・出産出来ることが理想である。しかし現実問題として産休・育休後に職場復帰しても子育てと仕事の両立に疲弊し第2子以降の出産を諦めるかたや第2子妊娠を機に離職する方も多い。
複数児の子育て後に女性が再就職し易い環境を作る。このことが結果的に子供を産み育て易い環境を作るのではないかと私は考えます。
目標管理や人事制度構築をご検討中の経営者の皆様、ぜひ迅技術経営にご相談下さい。
弊社にも非正規から正社員へ登用する仕組みがあります。子供の年齢に制限のない短時間正社員制度もございます。
詳しくは採用ページをご確認ください。
弊社の短時間勤務エントリーはコチラ