生産性の向上

こんにちは。石川県で中小企業経営のお手伝いをしている迅技術経営です。
本日は、巷で話題になっている生産性の向上についてお話をしたいと思います。

少し前の記事なりますが、信金中央金庫 地域・中小企業研究所から「地域・生活密着型中小サービス業の事例にみる生産性向上」というレポートが出されました。

このレポートの要旨は以下のとおりです。
~~~~~引用ここから~~~~
・経済社会の成熟化や少子高齢化、情報化などによるサービス産業へのニーズの多様化で、第三次産業の名目GDPに占める割合は2015年で76.6%にまで拡大、しかも、第三次産業の企業数で中小企業の占める割合は99.7%にも達している。ところが、その労働生産性は、第二次産業と格差が拡大、さらに、主要国との比較でも見劣りが目立つ。
 (中略)
・事例からは、他と差別化され高く評価され、顧客がファンとして選択しつづける価値創出の背景には、地域や人に対する感性と対応力、またそうした人材・組織の育成努力がある。
~~~~引用ここまで~~~~

このレポートの中では、地域や人に対する感性と対応力を磨くためには、
・経営者自身が思いを是が非でも実現させたいという強い意欲を持つ
・経営者個人だけでなく組織としてそのような思いを持つために、高いコミュニケーション力で社内での理念への理解・共感を得る
・議論や成功/失敗体験の共有、一人ひとりの考えを深めるための仕組みや仕掛けをつくり、粘り強く続けていく
・外部の経営資源を効果的に活用する
の4段階が必要であることが記載されています。

これはサービス業に限らず、全ての業種・全ての企業に当てはまることのように感じます。
従業員の中に経営者や企業の思いを体現しているような方がいる会社では言語/非言語いろいろな方法で互いの思いや経験を体感したり共有したりする場が設けられていることが多いです。
(意識的にやっている企業と無意識でできている企業がありますが)

とても時間がかかることですし、思ったような効果が出ないことが多いでしょうが、まずは経営者が思いを発信すること、そしてそれを浸透させる手段をあきらめずに継続していくことが結局最も近道なのだと思っています。

もちろん、なかなか社内の方だけでは場の創出などがうまくできない、という場合は、外部の専門家を積極的に活用していただくことをオススメいたします。
弊社でも、経営者と後継者、経営者と幹部といった方々の中に参加させていただくことがございます。
ご興味がございましたら、お気軽にお声がけください。毎週土曜日は無料相談日としておりますので、ご都合に応じて対応させていただきます。

また、お時間ございましたら弊社のホームページもご覧ください。

土曜日に会社見学を実施しています。

中小企業診断士の西井です。

弊社は、新卒・中途・パートを含め通年採用を実施しています。

いつまでにエントリーしていつまでに結果を出すということをしておりません。
また、パート採用も最低3回は弊社にお越しいただき、ある程度相互で納得の上雇用関係を締結しております。

通年採用の理由は、人材の雇用はいわゆる見返りのわからないけど重要な投資である。
このため、忙しいときに人材を雇用するというのではなく、あえて未経験者を雇用し、入社後3年は、研修期間の位置づけとし
時間かけて方向性を合わせていくためです。
また、弊社は士業でない方は、お客様の担当にならないため、採用したとしても、すぐに忙しさが解消することは考えておりません。
お客様の担当となるためには、スキルはもちろん、弊社の考え方(特に経営理念)を自分が理解し、自分の言葉でお客様に説明できることが
とても大事と考えているためです。
このため、弊社の理念に共感いただける方は弊社の充足数に関係なく
ご縁があった方は積極的に採用していく姿勢です。

採用の流れは、ご連絡をいただいた場合、
来社1回目
名前のみいただいた上で、土曜日の会社見学を行います。
履歴書なし、服装も自由で、弊社への疑問点に対して私自身が回答しております。
来社2回目
1次面接を行います。
勤務条件に関するアンケートとエントリーシートを事前に作成いただき、
当日は、適性検査と1次面接(中小企業診断士と社会保険労務士)を実施します。
来社3回目
役員面接を実施します。

会社見学は1時間、1次面接は1-2時間
役員面接は、今まで2-3時間かけて実施しています。

かなり、お互いに時間をかけて実施しておりますが、
経営理念の共感(価値観の共有)のみはしっかりと確認し、お互いに気持ちよく仕事をするために
この活動を継続できればと思っております。

弊社の採用ページは以下のリンクをクリックお願いします。
http://www.hyt.co.jp