補助金・助成金の有効な活用方法

こんにちは。北陸を中心に中小企業経営のお手伝いを

させていただいている迅技術経営です。

 

さて、年度が新しくなってはや2週間が経ち、

少しずつ新しい環境にも慣れてきたのではないでしょうか。

 

中小企業関連の施策でいいますと、通常4~5月という時期は

予算的な端境期であり、また皆さん新たな体制に慣れる/慣らす期間ということで

我々自身もそれほど活発に動くというわけではありませんでした。

 

しかし、5年ほど前からものづくり補助金(通称)や持続化補助金(通称)といった

中小企業・小規模事業者向けの施策が開始したころから、

年度末から年度明け(GW頃まで)は、補正予算での公募期間と重なることが多くなりました。

今もものづくり補助金(5月8日締切)の申請書作成をされている方も

多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、ここからが本題なのですが、補助金申請の支援に入らせていただく中で

企業の方々によくお伝えさせていただくことがあります。

それは、「あくまで補助金・助成金は手段である」ということです。

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管理職研修について

迅技術経営の西井克己です。

近年、管理職研修を受託することが多くなりました。

その要因は、外部要因としては、一時期と比べ企業が利益体質に変わってきたことや団塊の世代の方が引退しつつあり、中小企業においても管理職の交代が現実化したこと、弊社の内部要因としては、社会保険労務士の小松が一緒に研修助成金を申請できるようになったためです。

研修の具体的内容は、その企業によって当然にメニューが異なるのですが、基本スタイルは、同じになることが多いです。

すなわち、心構えと計数把握は基本メニューとして研修に入っていることがほとんどです。

基本メニューは

管理職や管理職候補者がチームとなって対話しながら形成する管理職としての心構え講座(育成と指導)

管理職や管理職候補者がマネジメントゲームを受講いただいた上で、講義する計数把握講座

となっております。

基本メニューのうち、育成と指導については、管理職や管理職候補者が目標を定め、一定期間経過した後にその結果を発表して、良かったこと悪かったことを共有するスタイルをとっております。このスタイルにしてからは、弊社が一方的な講義をするより受講生の納得感があり、次の行動にもつながる可能性が高まったと思っております。

マネジメントゲームは、最初は、決算書を見たこともないし、原価計算の方法もわからない方がほとんどなのですが、何度か繰り返すうちにどうすれば会社として利益体質になるのか感覚的にわかるため、基本メニューに加えております。

この基本メニューをつくってから感じていることは、どんな研修にせよ対象者全員が受講することで、その方たちの中で共通言語化ができることです。

これが管理職研修では重要で、管理職であれば、わが社の育成とはこのような定義である。この育成に向かって自分はこのような努力をしている。これを自分の言葉で答えることができる。実質的にはこんなことが企業文化の醸成につながると考えております。

基本メニューが浸透すれば、その土台の上に、

現場改善重視の場合は、QC7道具を使いこなす研修やなぜなぜ分析を学んでいただく研修を加える。

そんな研修メニューを提案・実施しております。

製造業であれば毎月1時間の時間を確保いただければ、実施できる研修構成(その代わり2年間は継続)となっております。

ご興味のある方は、弊社社員にお問合せいただくか

弊社の研修メニューをご覧いただけると幸いです。

http://www.g-keiei.com/seminar_management.html