令和3年度の概算要求が発表されました

こんにちは。
北陸で中小企業経営のお手伝いをしている迅技術経営です。

 

先日、令和3年度の概算要求が発表されました。

経済産業省の地域・中小企業・小規模事業者関係では、
①事業承継・経営資源集約化・再生等の新陳代謝の促進
②研究開発・海外展開等を通じた生産性向上による成長促進
③中小企業等のデジタル化の推進
④経営の下支え、事業環境の整備
⑤災害からの復旧・復興、事前の備え
の5点から構成されています。

基本的には前年度の方向性と大きくは変わっていないようですが、
要求額は1,420億円と前年度予算(1,111億円)と比べると
大幅な増額を要求するものとなっています。

特に事業承継関連やコロナ禍を受けた再生関連において
前年度と比較して多くの予算を要求しています。
また、ものづくり補助金も増額される見込みです。
新規としては地域未来牽引企業を中心とした
企業のデジタル化推進や若者人材の地域企業への移動
に関連するものが盛り込まれています。

あくまで概算要求なので、これがどのように動いていくかは
不透明ですが、大きい方向性として頭に入れておきたいと思います。

補助金・助成金の有効な活用方法

こんにちは。北陸を中心に中小企業経営のお手伝いを

させていただいている迅技術経営です。

 

さて、年度が新しくなってはや2週間が経ち、

少しずつ新しい環境にも慣れてきたのではないでしょうか。

 

中小企業関連の施策でいいますと、通常4~5月という時期は

予算的な端境期であり、また皆さん新たな体制に慣れる/慣らす期間ということで

我々自身もそれほど活発に動くというわけではありませんでした。

 

しかし、5年ほど前からものづくり補助金(通称)や持続化補助金(通称)といった

中小企業・小規模事業者向けの施策が開始したころから、

年度末から年度明け(GW頃まで)は、補正予算での公募期間と重なることが多くなりました。

今もものづくり補助金(5月8日締切)の申請書作成をされている方も

多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、ここからが本題なのですが、補助金申請の支援に入らせていただく中で

企業の方々によくお伝えさせていただくことがあります。

それは、「あくまで補助金・助成金は手段である」ということです。

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