北陸で中小企業の支援を行っております迅技術経営です。
度々賛呑会に関する記事を投稿しておりますが、発表者側(夢を語る側)の投稿があまりありませんでしたので、本日は発表者側に関する記事を執筆したいと思います。
なお賛呑会の詳細に関しては、
直前の記事であるコチラや、弊社西井ブログのコチラをご参照ください。
※この記事は2023年の7月に下書きしたものなので投稿日と少し捉え方が変わっている部分もありますが、備忘録もかねてあえてそのまま載せたいと思います。
今回で2回目の発表となりますが、前回と比較すると一貫している部分と変わった部分があることに気付きました。
私を例にとると昨年初めて発表した際の夢は「地域の可能性を増やす」でしたが、1年経った今の夢は「次世代に可能性を残せる社会」となりました。
表面的な言葉は変わっていますが、一貫している部分もあり、その定義やそれに対する想いなどが深掘りされており、より解像度が上がったように思えます。これは話しながら気付いたことです。
変わった部分としては、具体的だった部分がより広い定義となり抽象化されていったような印象を受けました。
例えば、第一回目のときは自身のルーツや経験を土台として「地域」や「伝統産業」に対してアクションを起こし経営者だけでなくその家族にも良い影響を与え、将来の様々な選択に関する可能性を増やしていく、と考えていた部分が、
伝統産業や地域、あるいは経営者の家族という限定的な部分に留めず経営者や従業員、企業全体といったより広い部分に広がったと思います。
考えや思いが変わったわけではなく、「次世代に可能性を残せる社会」づくりの達成のためにあえて伝統産業やその経営者だけに絞るのはもったいない、伝統産業以外の企業や経営者・従業員・家族の方たちに対して「も」そういった思いを持って支援していけると、なおのこと達成に近づくのではないだろうかと考えたためです。
さらにいえば、仕事や支援の場だけでなく、様々な場面でもその実践は可能であることにも気が付きました。このため、ざっくりとまとめると「誰に対しても、どんな場面であっても、次世代に可能性を残せる社会づくりに貢献するため、行動する」という部分が自分から出てきたことが一回目の発表からの変化だったといえます。
その上で、今一度第一回目を振り返ると、伝統産業や地域に対してアクションを起こすということはそれ自体が目的になっており、具体的に誰に可能性を増やしたいのか、そのアクションの先に何が起こるのか、その先にどんな未来があるのか、そういったところまでは考えられていなかったように思います。
これを踏まえると「次世代に可能性を残せる社会」にも先があるということになりそうです。次世代に可能性を残せた先に何があるのか?自分はそれをどう思い描くのか?、、、まだまだそこまで考えは及んでいませんが、そういった意味で「北極星」とは一生をかけても達成できないものだと考えています。
一方で、それでもやってやるんだ!という心構えこそが熱い思いであり、その気持ちを持った行動こそが生きる上で大事なのだとも感じています。
賛呑会ではそういったことを話しつつ、他の2名から質問や考えを投げかけてもらいます。自分にはなかった考えや方向性に引っ張ってもらいながら、それに対する率直な自分の意見を出すことにより話しながら自分自身もなんらかに変化や新鮮さに気付くことができるのがこの会の良いところだと思います。
次の賛呑会でまた変化を感じられるように日々の気づきや考えの反芻を忘れずにしっかりと行動に落とし込んでいきたいと思います。
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