3月に入り、少し暖かくなってきましたがみなさま体調の変化はございませんか?
北陸で中小企業の経営支援をしております迅技術経営です。
私はまだ勉強中の身ですが中小企業診断士になれたらやりたいと思っている支援の1つに支援先で女性がステップアップする仕組みを経営者の方と一緒に作るということがあります。
女性の活躍が叫ばれ、大企業などではキラキラした大卒→総合職→女性役員に出世、または起業など一部の目立つ経歴の女性がもてはやされていますが地方の中小企業にはまだまだ女性は事務職のみ、昇給制度も設けていないという企業も多いかと思います。
ただ、中小企業の人手・人材不足が叫ばれる昨今、経営者の方々に問いたいのは御社の業務内容的に女性に出来る仕事は本当に事務作業や雑用だけでしょうか?他に女性が活躍出来るポジションはありませんか?
私の経験上ですが、営業事務をしていたら本人の努力次第で営業的な知識も身に付くと思いますし営業事務から営業担当になるのは業種によっては可能だと思います。ただ女性はいきなり営業をやれと経営者に言われても尻込みする方が大半でしょう。それはステップが大きすぎることや前例がないことへの不安、給与待遇など未知な部分が多いからだと私は考えます。
まずは男性がやっている業務と女性がやっている業務の中間に属するポジションを作るなど現在ある業務間の隔たりに一つ階段を作り、給与や待遇を明確に提示することで、女性も目標を持ちやすいと思います。ステップアップしていく明確な仕組みがあれば女性も会社もお互いに成長出来ると私は考えます。
さらに、ステップアップする仕組みがあれば採用の段階でステップアップしたいと願う前向きな方の採用にも繋がると思います。経営者自らが社内の人財の可能性を狭めてしまうのはもったいない。地方で働く女性が社会的に成長出来ることが、その地域の活性化に繋がると私は信じています。
経営者の皆様、社内で女性がステップアップする仕組み作りを一度考えてみませんか?
迅技術経営には現在、中小企業診断士5名と社会保険労務士1名が在籍しております。
社員教育や人事評価制度の構築などにご興味がありましたらぜひ迅技術経営にお問い合わせください。
お時間ありましたら弊社ホームページもご覧下さい。