北陸で中小企業の支援を行っております迅技術経営です。
経営者の皆様、「理念採用」という言葉をご存じでしょうか?
「理念採用」とは給与や福利厚生、スキルなどの条件ではなく、経営理念に共感した人材を採用することです。求人ページなどに経営理念を記載する、または経営理念から導き出した求める人物像を記載し求職者に周知します。経営理念(会社のあるべき姿)に共感して入社する人は企業文化や価値観に適応しやすく、入社後のミスマッチが少なくなります。よって離職率の低下に繋がります。
この「理念採用」を行うためには経営理念が従業員や求職者に正しく周知され、従業員の行動にまで落とし込めていることが大事です。特に経営者以外が採用を担当している場合、その担当者が経営理念を正しく理解していないと「理念採用」は上手くいきません。
御社の経営理念、従業員の行動にまで落とし込めていますか?
唱和するだけで形骸化していませんか?
経営理念を浸透させる方法はたくさんあります。例えば弊社では週礼を経営理念に則った行動がとれたか内省する場としています。事例を共有することで社内の理念浸透に努めています。現在は弊社にエントリー中の求職者も週礼に参加していただいています。今ある朝礼に経営理念共有の仕組みを取り入れることで社内に経営理念を浸透させ、理念採用を行ってみませんか?
国家資格キャリアコンサルタント上島美和