令和5年度中小企業診断士2次筆記試験を受けてきました

北陸で中小企業の支援をしております迅技術経営です。

 

先日10月29日(日)に令和5年度中小企業診断士2次筆記試験を受けてきました。今回で2回目の受験となります。

1次試験は新たに会場が設置された金沢で受験しましたが、2次試験は昨年と同じ大阪会場にて受験しました。

中小企業診断士試験は1次試験・2次試験で構成されています。8月に実施される1次試験に合格すると10月に行われる2次試験の筆記試験に進め、さらに筆記試験に合格すると1月の口述試験に進むことができ最終合格となります。

1次試験に合格すると2年間2次筆記試験の受験資格が与えられ、私は今回2回目の受験のため勝負の年となります。

昨年と大きく違ったのは緊張の感じ方でしょうか。昨年は1回目ということもあり「来年がまだある」と内心思っており平常心で取り組んでましたが2回目は進退が決するので会場に向かう電車内から既に緊張していました。

実際に試験が始まると時間との勝負になるので緊張感は良い意味でなくなっていました。幸いに計画通りに解き進めることができました。

昨年よりは手ごたえを感じて帰路につきましたが、帰って再現答案を作成していると「これを見落としてる」、「これも書くべきだった」といったネガティブな部分ばかりが見えてしまっています。こればかりは仕方ないのでしょうが、、、

2次試験では組織人事・販売マーケティング・運営管理・財務計算の4つの観点から4事例を解き、各100点満点で採点され、結果一つも40点未満の事例がなくかつ合計点が240点以上(6割)で合格となります。80・65・40・55でも合格ですが100・30・100・100では不合格となります。

今年の事例Ⅰでは蕎麦屋本店とそこからのれん分けした店舗の経営統合が題材になりました。久しく蕎麦を食べてないですね。

事例Ⅱでは野球を専門とするスポーツ用品店の販売戦略が題材でした。少年野球をやっていたので昔を懐かしく思いながら解いていました。野球用品のサブスクが当時あれば色々道具を使えて世界が広がったかもしれないですね。

事例Ⅲでは業務用食品製造業者の人員不足・コスト増加・自社製品開発・設備投資の判断が題材でした。ちょうど直近でかばん持ちとして食品製造の現場に同行することができたのでそちらをイメージしながら解いていました。

事例Ⅳでは化粧品・サプリの企画開発を専業とする企業について、製品の生産中止判断、設備の投資判断が題材でした。例年んと比べて記述問題が多く文字数も多かったので一番疲れました。

与件文(問題文)を読むだけでもおもしろいのでぜひお時間ある方は中小診断協会から過去問をダウンロードできますので一度覗いてみてください。ぜひ試験や資格にも興味が湧きましたらチャレンジしてみてください。

筆記試験の合格発表は来年令和6年1月11日(木)、口述試験はその翌週1月21日(日)、口述試験の合格発表は1月31日(水)となっております。詳しくは中小企業診断協会の試験ページに記載がございます。

診断士2次試験後は各種予備校などが実施される答案添削サービスがX(旧Twitter)でちょっとした盛り上がりを見せるのでそちらを申込み、一喜一憂しながら合格発表を待ちたいと思います。

 

弊社では中小企業を支援したいという熱き思いを持ちながら、未経験のため実現が困難になっている方を士業育成システム®により中小企業診断士、社会保険労務士、税理士へと育成する体制を整えております。

私もこのシステムを活用しかばん持ちにより実務に同行しながら勉強にも取り組むことができています。

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