私は、我が子を褒めていただいたとき、その内容を子ども本人にも伝えるようにしています。
「先生が、最近とても頑張っていると褒めていたよ。」
「〇〇さんのお母さんが、しっかり挨拶できるねって言っていたよ。」
そんなふうに伝えることがあります。
なぜなら、第3者からの褒め言葉は、本人に届けてこそ価値があると思うからです。
親からの「頑張ったね。」「すごいね。」
という言葉ももちろん嬉しいものです。
でも、「先生が褒めていたよ。」「地域の方が感心していたよ。」
という言葉は、また違った意味を持ちます。
自分では当たり前にやっていることが、周りの人から見れば素敵なことだった。
そんな気付きにつながることがあるからです。
私は、子どもが褒められたときに謙遜することもありません。
相手の方は実際に見た姿を評価してくださっているのですから
「ありがとうございます。」と素直に受け取ります。
そして、その言葉を子ども本人にも届けます。
人は自分の良さに気付きにくいものです。
だからこそ、周りの人が見つけてくれた良いところを本人に伝えることには大きな価値があります。
第3者からの評価は、「自分では当たり前だと思っていたことが、実は強みだった」
と気付くきっかけになることもあります。
これは子育てだけではありません。
職場でも、「お客様が感謝していましたよ。」「他部署の方が助かったと言っていましたよ。」
という言葉は、本人のやりがいや自信につながります。
私は研修の場や人材育成の場面でも、周りの人からいただいた良い評価は、できるだけ本人に伝えるようにしています。
人の成長は、課題を知ることだけではなく、自分の強みを知ることからも始まると思うからです。
子育ても人材育成も、できていないことを伝える機会は意識しなくても増えていきます。
だからこそ、できていることや良いところは意識して伝える。
そして、自分だけではなく、第3者が見つけてくれた良さも届ける。
そんな橋渡し役でありたいと思っています。
誰かの何気ない一言が、その人の自信につながることがあります。
だから私はこれからも、第3者からいただいた褒め言葉を、本人に届け続けたいと思います。
