〜「セルフキャリアドック」から得た大きな気づき〜
先日、国家資格キャリアコンサルタントの更新講習(技能講習)として、
「セルフキャリアドック」をテーマにした研修を受講してきました。
今回の講習は、単なる知識のインプットではなく、
実際に研修を組み立てるという非常に実践的な内容でした。
学びと気づきがとても多かったので、今日はその一部を共有したいと思います。
① キャリア研修を組み立てて感じたこと
講習の中では、実際に「キャリア研修」を自分で設計するワークがありました。
私自身が組み立てた研修では、
- 自分の経験を振り返る
- これまでの仕事を整理する
- 強みや価値観を言語化する
といった、「経験から自分を見つめ直す」部分は、しっかり盛り込めていました。
これまでの経験も活かしながら、比較的スムーズに構成できたと思います。
しかし、振り返りの中で大きな気づきがありました。
それは、
「キャリア研修の後にキャリアカウンセリングを行うことが抜けており、その後にキャリアカウンセリングを行うことを意識した設計になっていなかった」
ということです。
今回の講習を通して研修とキャリアカウンセリングを一体として設計することの重要性を、改めて実感しました。
気づきで終わらせず、次の行動につなげていくためには、
その後の関わり方まで含めた設計が欠かせないのだと学びました。
② セルフキャリアドック後の「経営者向けフィードバック」からの学び
もう一つ、特に印象に残ったのが、
セルフキャリアドック実施後の経営者へ向けたフィードバックについての学びです。
ここでも、目からウロコの気づきがありました。
それは経営者向けのフィードバックにも、キャリアカウンセリングの視点が必要だということ。
多くの場合、フィードバックというと
- 評価する
- 指摘する
- 改善点を伝える
といった「伝える側中心」になりがちです。
しかし、本当に大切なのは
✔ 相手が自分で気づくこと
✔ 納得すること
✔ 行動を変えたいと思えること
です。
そのためには、
「こうしなさい」ではなく、
「どう感じた?」「どう思う?」と問いかける姿勢が欠かせません。
相手の内側から答えを引き出し、
「自分で決めた」と思える状態をつくる。
これこそが、キャリアカウンセリングの本質なのだと感じました。
経営者向けのフィードバックにこの視点が入ることで、
- 経営者が自ら動く
- 納得感が高まる
- 組織の成長スピードが上がる
という好循環が生まれるのだと思います。
「支援」とは、解決策を提示することではない
今回の講習を通して、強く感じたのは、
支援とは、解決策を提示することではない
ということです。
私たちはつい、「こうした方がいい」「こうすべき」と答えを示したくなります。
でも、それでは本当の意味で相手の力にはなりません。
大切なのは、
相手が自分で考え、
自分で気づき、
自分で選び、
行動できる状態をつくること。
そのために、問いかけ、寄り添い、伴走する。
それこそが、キャリアコンサルタントとしての支援なのだと、改めて実感しました。
今後に向けて
今回の技能講習で得た学びは、今後の研修設計や面談、企業支援にも必ず活かしていきたいと思います。
学べば学ぶほど、
「まだまだできることがある」
「もっと良い支援ができるはず」
と感じます。
これからも、自分自身も学び続けながら、
一人ひとりが前向きに働ける環境づくりに貢献していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
国家資格キャリアコンサルタント 上島美和