言志耋録183条

2019年8月16日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録183条

人各々長ずる所有りて格好の職掌有り。苟くも才に当たらば、即ち棄つ可きの人無し。「牛溲・馬勃・敗鼓の皮」、最も妙論なり。

引用終了

人それぞれに長所があってそれに適した役目がある。役に立たなくて棄てられる人はいない。

天賦の才に恵まれる人の確率と同じように、自分の長所に合った仕事を与えられる人は少ないように思う。

やっぱり、適材適所は与えられるものではなく、自分の長所は何か、自分のやりたいことはなにか自分で結論を出して、そしてそれに向かって1歩でも進み続ける。

そうすると、周りも協力し、結果として適材適所になる。

そういう主体的な方と巡り合ったときに、少しでも関わり合いが持てるようにアンテナを張っていくとともに、その方と1人の人間として対応できるように常に己を磨いておく必要があると感じました。

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