2026年8月号致知感想「時務を識る者は俊傑に在り」
士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。
雑誌「致知」2026年8月号が届きました。特集「時務を識る者は俊傑に在り」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた記事は、内田伸子さんと田口佳史さんの対談「いま日本の教育に必要なこと 人間の根っこを養う教育」の内田伸子さんの言葉「非認知能力を育てる五つの方法」です。
致知の引用開始
田口先生は、江戸時代の幼年教育で大切にされた四端についてお話しされました。いまでいう非認知能力がまさにそれであり、それを育てるには五つの方法があると考えます。
第一に子供に寄りそうことです。
中略
第二は、その子自身の進歩を認め、褒めてあげることです。
中略
第三にお伝えしたいのは、親や保育者が生き字引のように、あますところなく定義や解説、回答を与えないでほしいということです。
中略
第四は、普段の日常生活で何々したらダメ、何々しなさいと裁判官のように判決を下さないということ。
中略
そして第五は、以上の四つにも関連することですが、子供自身が考え、判断する余地を残してあげることですね。
引用終了
感想
四端は、惻隠の心、羞悪の心、辞譲の心、是非の心ですが、それを現代の幼児教育に当てはめるとこの五つになる。
特に大事なのは自分自身で、考え判断するということが大事だと思いました。
自分たちの時代もそうですが、指示や答えを口を開けて待っていることが当たり前になっていたり、それに対して疑問に思わない状態に陥ると、その後の人生は本当に難しいと思います。
何か手伝うことはありませんか?他に何かすることはありませんか?これは決して悪いわけではありません。ただし、それを続けると、いつの間にか、指示や答えをもらえるのが当たり前になって、思考停止している事すら気付かないことになりかねません。
やる仕事がなくなったときは、
仕事が終わりました。○○をしようと思いますが、いかがでしょうか?
と相談できる人と
仕事が終わりました、次の仕事の指示をください。
と報告する人は
10年後明らかに差がつくでしょう。
それは能力の差ではなく姿勢の差であると思います。
私にとっては前者である方が人生を豊かに過ごせると思うので、そうありたいと思っています。

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