2024年1月号致知特集「人生の大事」

2024年1月号致知特集「人生の大事」

2023年12月7日 0 投稿者: nishii

士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。

雑誌「致知」2024年1月号が届きました。特集「人生の大事」を読みましたので感想を記載します。

 

今回最も心に響いた特集は、五木寛之さんと青山俊重さんの対談「一大事とは今日只今の心なり」の青山俊重さんの言葉からです。

致知の引用開始

青山 二、三十年も前のことですが、化粧品会社から、「美しき人に」というテーマで講演してほしいと頼まれたことがあるんです。

五木 お寺ばかりではなく、化粧品会社の会などにもお話に行かれるのですね。

青山 さすがにその時は、「私の話は塗ったり染めたりの、洗って剥げる話じゃありません。毎日をどう生き、目に見えない鑿でいかにして美しい人格を刻み続けるかという話ですから、化粧品会社のお役に立ちませんよ」と申し上げたのですが、それでもいいとおっしゃるんです。そこでそこの化粧品を扱っている小売店の店主の皆さんたちに、いかにもその場にそぐわん話をお話ししたわけです。

すると話し終わって会場から上がった質問が、「先生はどんなお手入れをなさっているのですか?」と(笑)。私は、大切なのは見た目を取り繕うことじゃないっていうお話をしたんですが、お手入れということを生涯の仕事としている人には、その角度からしかきいていただけないのだなぁと思ったことです。

私は改めて、僅かでもいい、1年生きたら1年生きただけの受け皿の伸びを持たなければならんと、自分の心に刻んだ次第なんです。

引用終了

感想

受け皿の伸びを持つことはとても大事で、どんな人でも機会はある。

その機会を活かせるかどうかがその人の人生に大きく影響を与える。

特に人のご縁であればなおさらです。

柳生宗矩の言葉で

小才は、縁に出合って縁に気づかず、

中才は、縁に気づいて縁を生かさず、

大才は、袖すり合った縁をも生かす。

とあるように、時代が変わっても同じで普遍的なものかもしれません。

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