言志耋録第50条

言志耋録第50条

2021年7月4日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録第50条

端坐内省して心の工夫を做すには、宜しく先ず自ら其の主宰を認むべきなり。省する者は我れか。心は固と我れにして、躯も亦我れなるに、此の言を為す者は果して誰か。
是れを之れ自省と謂う。
自省の極は、乃ち霊光の真の我れたるを見る。

引用終了

正しく座って内心をかえりみて心の修養をする。

そのための問いを記載されています。

内省は内心をかえりみて心の修養をする。

私は、個人の内省は、月曜の朝に、会社としての内省は、会社の週礼(火曜日の午後イチ)にしております。

何度やってもちゃんとした内省ができていません。

できていないからこそ継続していきたいと思います。