言志耋録39条

2019年6月29日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録39条

気象を理会するは、便ち是れ克己の工夫なり。語黙動止、すべて篤厚なるを要し、和平なるを要し、舒緩なることを要す。粗暴なること勿れ。激烈なること勿れ。急速なること勿れ。

引用終了

自分の気象を理解することは自己に打ち克つ工夫であり。語ること黙ること動くこと止まることもすべて手厚く、穏やかでゆっくりしなくてはいけない。

克己は、私の名の由来であり、毎日繰り返し声に出して、腹落ちさせているのですが、なかなか継続的な行動につながらない。それでも、それを目指して行動していきたいと思います。
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