言志後録239条

2019年4月27日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日も、スターバックスで朝 言志四録を読んで出勤しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志後録239条

余は弱冠前後、鋭意書を読み、目、千古を空しゅうせんと欲す。中年を過ぐるに及び、一旦悔悟し、痛く外馳を戒め、務めて内省を従えり。然る後に自ら稍得る所有りて、此の学に負かざるを覚ゆ。今は則ち老ゆ。少壮読む所の書、過半は遺忘し、茫として夢中の事の如し、留りて胸憶に在るも、亦落落として片段を成さず。益々半生力を無用に費ししを悔ゆ。今にして之を思う、「書は妄りに読む可らず、必ず択び且つ熟する所有りて可なり。只だ要は終身受用足らんことを要す」と。後生、我が悔を蹈むこと勿れ。

引用終了

若い時は知識を得ようといろいろな本を読むが、ある程度歳をとると半分ほど忘れてしまう。

書物はむやみに読むのではなく、選択して熟読し、要は読んで得たことを終身活用すること。

私も、いろいろな本をこれまで読んできましたが、結局は本質的に言っていることは変わらない。

自分に合った本を選んでそれを読みこんでいく。

その時の自分の状況や周りの状況で同じ本でも自分の捉え方が異なる。

そんなことを踏まえて本(その著者)と向き合ってそして自分の人生に1つでも2つでも活用していく。

それが大事だと感じました。

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