人材育成は「小さなgoodポイント」に気付くことから始まる

人材育成というと、「できていないことをどう改善するか」に目が向きがちです。

もちろん、それも必要です。ですが、それだけでは人は育ちません。

私が人材育成に関わる中で大切にしているのは「小さなgoodポイントに気付くこと」です。

・挨拶の声が少し明るくなった
・報連相のタイミングが早くなった
・相手の話を最後まで聞けていた
・一つひとつの作業が丁寧だった

こうした変化は、とても小さなものです。

ですが人が成長していく過程は、こうした小さなgoodの積み重ねです。ところが、この小さなgoodは意識していないと見逃してしまいます。そして見逃され続けると、本人も「自分は何もできていない」と感じてしまう。

だからこそ、育てる側が気付いて、言葉にすることが大切です。

「今の対応、すごく良かったよ」
「さっきの報告、分かりやすかった」
「その気遣い、いいね」

その一言が、本人にとっての“基準”になります。

人は評価された行動を繰り返します。逆に何も言われなければ、それが良いのかどうかも分からないままです。

人材育成とは、大きな変化を起こすことではありません。小さなgoodに気付き、それを積み重ねていくことです。

そしてもう一つ大事なことがあります。

それは、「小さなgoodを当たり前にしないこと」です。

できるようになると、つい「できて当然」「あたりまえ」と思ってしまう。

ですが、その当たり前は、誰かが努力して積み上げた結果です。

その積み重ねをきちんと見て、伝えること。

それが、「自分はここで成長できている」という実感につながります。

人は、認められたところから伸びていきます。

まずは今日、目の前の人の「小さなgoodポイント」を一つ見つけて相手に伝えてください。

その一言が、人材育成のスタートになるはずです。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

子育て中こそ意識したい「ライフキャリアレインボー」

子育て中は、どうしても「母親」という役割が大きくなります。毎日子どものことを優先して、自分のことは後回し。気づけば、「私は今、母親としてしか生きていない気がする」そんな感覚になることもあるかもしれません。ここで一度、思い出してほしい考え方があります。それが、ライフキャリアレインボー(D・E・スーパー) です。

上島は「キャリア=人生そのもの」と考えています

キャリアというと、

・仕事の経歴
・どんな会社で働いてきたか

そういった「職業」のイメージが強いかもしれません。ですが、上島はキャリアとは人生そのものだと考えています。子どもと過ごす時間も、悩んだ時間も、学ぼうとする時間もすべてがキャリアです。だからこそ子育て中の今も、キャリアは止まっていません。

人は一つの役割だけで生きているわけではない

ライフキャリアレインボーでは、人は人生の中でさまざまな役割を持つと考えます。

  • 子ども
  • 学生
  • 余暇人
  • 市民
  • 職業人
  • 配偶者
  • 家庭人
  • 年金生活者

これらの役割が重なり合って、今の自分ができています。

今は「親」の比重が大きい時期なだけ

子育て中は、「親」の役割が前に出ている状態です。それは、決して悪いことではありません。むしろ、今しかできない大切な時間です。

ただ、その一つの役割だけになると

・自分が何をしたいのか分からなくなる
・将来への不安が大きくなる

といった状態にもつながりやすくなります。

ほんの少し「自分の役割」を広げる

大切なのは、完璧にバランスを取ることではありません。ほんの少しでいいので、別の役割を思い出すことです。

例えば

・1日10分、本を読む
・自分のこれからを考える
・誰かと話す

それだけでも、「私は母親だけではない」という感覚が戻ってきます。

キャリアは止まらない

キャリアは、仕事をしているときだけ進むものではありません。日々の選択や過ごし方の中で、少しずつ形づくられていきます。子育て中の今も、確実に「キャリアの一部」です。

だからこそ、ほんの少しでいいので自分の未来にも目を向けてみてください。

人生の経営者は、自分自身。

母親としての自分も大切にしながら、それ以外の自分も少しずつ育てていきませんか。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

未来の自分に感謝される「時間の使い方」

子どもが1歳、2歳。毎日忙しい。それは間違いありません。

朝起きて、ごはんをつくって、
着替えさせて、遊んで、寝かしつけて。

気づけば一日が終わっている。

でも、こうも感じていませんか。「自分の時間がまったくないわけではない」

子どもが寝たあと、少しだけ手が離れた時間のほんの30分、1時間。

その時間、何をしていますか?

スマホを見て、気づいたら1時間。なんとなく動画を流して、また明日。

もちろん、それが悪いわけではありません。息抜きは必要です。

ただ、少し厳しいことを言います。

それは“自分のための時間”ではなく、
“消費している時間”になっていないでしょうか。

今の時代、時間はいくらでも消費できます。

でも、何も残らない時間を積み重ねても、何も変わりません。

一方で、同じ30分でも

・新しい考え方に触れる
・これからの働き方を考える
・自分の価値観を整理する

こうした時間は、確実に自分の中に残ります。

これが、“自分への投資の時間”です。

ここで大事なのは、“長い時間を確保すること”ではありません。

短くてもいいから、質を変えること。

例えば、本を読むこと。

たった10分でもいいので、自分の考えが広がるような本に触れる。

それだけでも、日常の見え方は少しずつ変わっていきます。

上島のおすすめ本(2冊)

① 1440分の使い方

「時間がない」と感じている人にこそ読んでほしい一冊。

時間は“管理するもの”ではなく、
何に使うかを選ぶものだと気づかされます。

② 13歳から分かる!7つの習慣 自分を変えるレッスン

読みやすいのに、考えさせられる一冊。

主体的に生きること、大切なことを優先すること。

今の生活にもそのままつながります。

いきなり何か大きなことを始める必要はありません。

まずは10分だけスマホを見る時間の一部を、本を読む時間に変えてみる。

それだけでも、“消費の時間”が“自分に残る時間”に変わります。

そして、少し余裕が出てきたら。

キャリア研修のような自分のこれからを考える研修に参加してみる。

あるいは、普段とは違う視点で物事を捉えるような体験をする。

こうした機会は、単なる「勉強」ではありません。

“考える力”を取り戻す、大切な時間です。

子育て中は、どうしても「目の前のことをこなす」時間が増えます。

それ自体は大切です。

ただ、それだけを続けていると、気づかないうちに
“考えなくても回る日常”に慣れてしまう。

だからこそ意識して、自分に刺激を与える時間が必要です。

子どもに「勉強しなさい」と言う前に、自分が学んでいるか。

子どもに「挑戦しなさい」と言う前に、自分が何かに挑戦しているか。

完璧じゃなくていい。

でも消費ばかりの時間から、少しだけ“自分への投資の時間”に変えてみる。

その積み重ねが、数年後の自分に大きな差をつくります。

自分のための時間は「あるかどうか」ではなく
「どう使うか」です。

消費で終わるか。それとも、自分に残る投資の時間にするか。

その選択は、今日からでも変えられます。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

もし半日程度時間を確保できるなら研修への参加もおススメです。

迅技術経営の研修は個人での参加も受け付けています。迅技術経営研修ページ

利益は後からついてくる

製造業版マネジメントゲームからの学び

先日、製造業版のマネジメントゲームに参加しました。

今回は設備投資や人材配置を必要最小限に抑え
固定費をコントロールしながら生産・在庫・資金のバランスを意識し、経営の基本を徹底しました。その結果、3期目以降は利益を出すことができました。

■ 基本の積み重ねが結果につながる

1期目・2期目は無理に売上を追うのではなく
経営の土台を整えることを意識しました。

・過剰な在庫を持たない
・資金の流れを意識する
・固定費を増やしすぎない
・無理な投資をしない

一つひとつは当たり前のことですが、これらを積み重ねることで
3期目以降の利益につながったと感じています。

■ 5期だからこその判断

今回、設備投資や人材配置を抑えたのは
ゲームが「4期または5期」で区切られているという前提があったからです。

短期で結果を出すことを考えれば
固定費を増やさず、リスクを抑える判断は合理的です。

ただし、これはあくまでゲームだからこそ取れる選択でもあります。

実際の企業は、5期で終わることはありません。
企業は継続しなければならない、いわゆるゴーイングコンサーンです。

その先も続いていくことを前提にすると、
適切なタイミングでの大型投資や人材配置も必要になります。

短期の安定だけでなく、将来に向けた成長とのバランスをどう取るか。

今回の経験を通して、その視点の重要性を再認識できました。

■ 製造業はごまかしが効かない

製造業版マネジメントゲームを通して強く感じたのは、
製造業は“ごまかしが効かない”ということです。

作りすぎれば在庫になり、在庫を持ちすぎれば資金を圧迫し、
投資をすれば固定費として重くのしかかる。

どれか一つの判断がずれると、すぐに結果に表れます。

逆に言えば、基本を外さなければ大きく崩れることもない。

とてもシンプルですが、それが製造業の本質だと感じました。

■ 分かっているのに、できない

今回取り組んだことは、どれも特別なことではありません。

しかし実際に意思決定をしていくと、
つい売上を優先したくなったり、
将来を見越して投資をしたくなったりします。

「分かっているのに、できない」

この感覚こそが、今回の大きな学びでした。

経営の基本はシンプルです。
だからこそ、それを守り続けることが難しい。

■ 現場にどう活かすか

今回の学びは、特別なものではありません。

・固定費はコントロールできているか
・在庫は適切な水準か
・その判断は短期だけでなく長期を見ているか

こうした問いを持つだけでも、日々の仕事の質は変わります。

■ 最後に

今回の製造業版マネジメントゲームを通して学んだのは、

基本を徹底することの重要性と、短期と長期の視点を持つ必要性です。

当たり前のことを当たり前にやり続けること。
そして、必要な場面では未来に向けた投資を行うこと。

企業は継続していく存在だからこそ、
この両方を考え続けることが求められるのだと感じました。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

迅技術経営マネジメントゲーム

母親は、次の世代を最前線で育成している

「子育ては大変」それは間違いありません。

でも、その大変さの正体を別の視点で見てみるとどうでしょうか。

子どもは、思い通りに動きません。感情も不安定で、言葉もまだ未熟です。

その相手に対して、

・何を伝えるか考える
・どう伝えれば届くか工夫する
・繰り返し関わり続ける

これって、まさに“人材育成”そのものだと思いませんか?

企業で人材育成をする場合、

「すぐにできるようになる」ことはほとんどありません。
むしろ、

・伝えたのに伝わらない
・できると思ったのにできない
・同じことを何度も繰り返す

そんなことの連続です。

子育ても同じです。

「なんで分からないの?」ではなく、
「どうすれば伝わるか」を考え続けること。

「できないこと」を責めるのではなく、
「できるようになるプロセス」に寄り添うこと。

ここで大切なのは、

“目の前の行動”だけを見るのか
“その先の成長”を見るのか です。

例えば片付けができない子どもに対して、

・今、できないことを注意するのか
・将来、自分で考えて動ける人になるために関わるのか

この視点の違いで、関わり方は大きく変わります。

人材育成の現場では、

「短期の成果」と「長期の成長」は、
必ずしも一致しません。

その場で言うことを聞かせることはできても、
自分で考えて行動する力は育たないこともあります。

子育ても同じです。

“今、言うことを聞かせる”ことに集中するのか、
“将来、自分で考えて行動できる人に育てる”のか。

母親は、毎日この選択をしています。

しかも無意識のうちに、次の世代の在り方に影響を与えています。

だからこそ、子育てを「ただ大変なもの」として終わらせるのではなく、
「人材育成の最前線」として捉えてほしいのです。

目の前の一つひとつの関わりが、
その子の“考え方”や“行動の癖”をつくっていきます。

それはやがて、社会に出たときの姿につながっていきます。

母親は、次の世代を育てています。

それは、未来の社会をつくっているということでもあります。

だからこそ、

「どうすれば言うことを聞くか」ではなく、
「どんな人に育ってほしいか」から考える。

この視点を持つだけで、子どもとの向き合い方は変わります。

そしてそれは子どもだけでなく、自分自身の在り方も変えていきます。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

理念は対話の中で少しずつ浸透していく

経営理念を掲げても、社員に浸透しない。

これは多くの会社で起きていることです。

掲げたはいいものの、現場では日々の業務に追われ
理念が使われる場面はほとんどない。

気づけば、「あるけれど、使われていない言葉」になってしまう。

ですが、ここで前提として理解しておくべきことがあります。

経営理念は、すぐには浸透しないものだということです。

理念は「一方的に伝えるもの」ではなく「すり合わせていくもの」

理念は社員一人ひとりの判断基準や行動の拠り所になるものです。

つまり、価値観に関わるものです。

価値観は、説明されたからといって変わるものではありません。

だからこそ、一方的に伝えるだけでは浸透しない。

必要なのは、価値観や理念についての対話です

対話がないと「分かったつもり」で終わる

例えば「挑戦」という言葉一つでも、人によって意味は違います。

失敗を恐れず行動することなのか
新しいことに手を出すことなのか
現状を変えようとすることなのか

解釈はバラバラです。

対話がなければ、それぞれが自分なりの解釈のまま動くことになります。

結果として、理念はあるのに、行動がバラバラになる。

これが、浸透していない状態です。

対話によって「自分の言葉」になる

対話の目的は、正解を教えることではありません。

理念を「自分の言葉」で語れる状態にすることです。

・あなたにとってこの理念はどういう意味か
・仕事の中でどう体現するか
・最近の行動で理念に沿っていたものは何か

こうした問いを重ねていくことで、
理念は「会社の言葉」から「自分の言葉」へと変わっていきます。

継続している企業で起きている変化

価値観や理念についての対話は、すぐに結果が出るものではありません。

ですが、1年以上対話を継続している企業では、
社員が少しずつ理念を「自分の言葉」で語り
日々の判断の中で使い始めるという変化が起きています。

そしてその変化を、私自身、先輩士業と同行した現場で目にしました。

言葉として掲げられていた理念が、
現場での判断や会話の中で自然と使われている。

浸透とはこういうことか、と実感した瞬間でした。

浸透とは「言えること」ではなく「使われること」

理念が浸透した状態とは、暗唱できることではありません。

迷ったときに立ち返る軸として、日々の判断の中で自然と使われている状態です。

その状態は、一度の研修ではつくれません。

日々の対話の積み重ねの中で、少しずつ形づくられていくものです。

最後に

経営理念の浸透には、時間がかかります。

ですが、時間がかかるからこそ
やり続けた会社にしかたどり着けません。

途中でやめれば、浸透しないまま終わる。
続けた会社だけが、少しずつ変化を実感していく。

浸透とは、一度の発信ではなく、継続の結果です。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

人財は「採る」から「育てる」へ

「いい人がいない」
「応募が来ない」
「来ても求めるレベルに届かない」

地方の中小企業において、採用は確実に難しくなっています。
特に、欲しいスキルを持った人財を外部から確保することは、年々現実的ではなくなってきています。

それでもなお、
「いい人が来るのを待つ」
「外から連れてくることに期待する」

そんな前提のままで、本当に良いのでしょうか。

採用の難しさの本質

地方中小企業の採用が難しい理由は、単なる人手不足ではありません。

・労働人口の減少
・都市部への人材流出
・企業間の採用競争の激化

こうした環境の中で、
“自社が求めるレベルの人財”を外部から確保すること自体が難しくなっています。

つまり、これまでのように「採用で解決する」という発想だけでは、立ち行かなくなっているのです。

問うべきは「採用できるか」ではない

ここで考えたいのは、

本当に課題は「採用できていないこと」なのかという点です。

むしろ問うべきは、「今いる人財が力を発揮できているか」ではないでしょうか。

・任せきれていない
・育てる前提が弱い
・役割が曖昧なまま働いている

こうした状態のままでは、
仮に採用できたとしても、同じことが繰り返されます。

いまこそ、人財育成へ

これからの中小企業に必要なのは、採用に依存しない組織づくりです。

その中心にあるのが、人財育成です。

・自社の仕事に合わせて育てる
・段階的に役割を広げていく
・出来ることを一つずつ増やしていく

外から完成された人財を求めるのではなく、
自社の中で戦力をつくるという視点が必要です。

教育訓練は設計で決まる

「研修をやっても変わらない」

そう感じている企業も少なくありません。
ただし、それは“育成そのもの”の問題ではなく、設計の問題です。

・一度きりで終わる研修
・現場と切り離された内容
・本人任せの学び

これでは行動は変わりません。

大切なのは、
自社に合わせた教育訓練を設計することです。

・業務とつながっているか
・段階的に成長できるか
・学びが行動につながる仕組みがあるか

ここまで設計して初めて、育成は機能します。

情報が人を変える

もう一つ重要なのが、情報が人の姿勢を変えるという視点です。

・自分の立ち位置を知る
・会社からの自身への期待を知る
・成長の道筋を知る

これだけで、人の行動は変わります。

逆に言えば、何も知らないままでは変わりようがありません。

だからこそ、

・階層別研修
・上司との対話の機会
・振り返りの場

こうした“気づきの設計”が重要になります。

問われているのは、内側の強さ

採用が難しい時代だからこそ問われるのは、

今いる人財で、どこまで戦えるか」です。

・一人ひとりが力を発揮できているか
・社員に会社からの期待を伝えているか
・成長の機会が用意されているか

ここに向き合わずに、外にばかり答えを求めても、状況は変わりません。

結論

今いる人財を育てることで、組織の力は確実に変わります。

そしてその変化は、外からも見えるようになります。

今いる人財を育てることで、結果として欲しい人財が採用出来る会社になる。

採用の前に、育成を。

その転換が、これからの企業に求められています。

国家資格キャリアコンサルタント上島美和

株式会社迅技術経営

環境のせいにしている限り、何も変わらない

「今の会社では成長できない」
「上司が悪い」
「子どもがいるから時間がない」

そう思ったことはありませんか。

もちろん、環境が影響することはあります。
働く場所、人間関係、家庭の状況。
どれも簡単に変えられるものではありません。

でも、少し厳しいことを言います。

環境のせいにしている限り、何も変わりません。

私たちはつい、
「変われない理由」を外に探してしまいます。

・忙しいからできない
・教えてもらってないからできない
・時間がないからできない

でも本当にそうでしょうか。

同じ環境でも、動いている人はいます。
同じように忙しくても、学び続けている人がいます。

違いは何か。

環境ではなく「選択」です。

  • 時間がないのではなく、その時間を何に使うかを自分で選んでいる
  • 学べないのではなく、学ばない選択をしている
  • 挑戦できないのではなく、挑戦しない選択をしている

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、私は責めたいわけではありません。

むしろ逆です。

自分で選んでいると気づいた瞬間に、人生は自分で変えられるものになります。

私自身、子育てをしながら資格の勉強をしていました。

時間はありませんでした。思い通りにいかないことばかりでした。諦めそうに何度もなりました。

それでも、

・朝の時間を使う
・週単位で計画を立てる
・家事のやり方を見直す

できることを一つずつ積み重ねました。

完璧ではありません。でも、「できない理由」を並べるのではなく、「できる方法」を考えるようにしたのです。

キャリアは、誰かが用意してくれるものではありません。会社も上司も、あなたの人生を代わりに経営してはくれません。人生の経営者は、自分自身です。環境が整うのを待つのか。それとも、今の環境の中で一歩踏み出すのか。選ぶのはあなたです。

小さな一歩で構いません。

・本を一冊読む
・誰かの話を聞きに行く
・自分の考えを言葉にしてみる

その積み重ねが、気づいたときに大きな差になります。

「環境が悪いから変われない」そう思っている間は、何も変わりません。でも、「この環境の中で、自分にできることは何か」そう考えた瞬間から、キャリアは動き始めます。変わるきっかけは特別な出来事ではなく、日々の小さな選択です。

上島美和