言志耋録155条
士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。
佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。
今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。
引用開始
言志耋録第155条
草木は固と山野の物なり。山野に在れば則ち其の所を得て、人の灌漑を煩さず。会奇花異草有りて、其の間に生ずれば、則ち花匠抜き取りて以て盆翫し為し、之れを王侯に晋む。第だ花匠に於ては幸たれども、而も花卉は則ち不幸たり。人事も亦或は此れに類す。
引用終了
佐藤一斎が人や物を問わずその所を得ることを示した条です
まさに、自分のことを中心に考えるか、相手のことを中心に考えるかで
相手の所を得ることを大切に行動することが大事であると思いました