2023年7月致知特集「学を為す故に書を読む」

2023年7月致知特集「学を為す故に書を読む」

2023年6月6日 0 投稿者: nishii

士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。

雑誌「致知」2023年7月号が届きました。特集「学を為す故に書を読む」を読みましたので感想を記載します。

 

今回最も心に響いた特集は、上寺康司さんと窪田哲夫さんの対談佐藤一斎に学ぶ人間学での上寺康司さんの言葉からです。

致知の引用開始

「修養という言葉を次世代に残していきたいという思いを込めて、私も大学で担当している「現代倫理」の講義テキストに新渡戸稲造の『修養』を使っています。例えば

「克己の工夫は一呼吸の間に在り」(克己の工夫は難しいといってもその実は「ここだ」という呼吸の間にある)

という『言志後録』三十四条も『修養』に盛り込まれた言葉の1つで、私の講義のメーンでもありますが、そういう解説を通して学生に修養の大切さを伝えています。

引用終了

感想

私の名の由来でもある言志四録の克己の工夫は一呼吸の間は、毎週手帳に手書きで記載しています。

私心に打ち克つ修養は、一瞬の間でも怠ってはいけない(最後まで遺漏なく尽くすことが大事)

新渡戸稲造さんは、ここだという呼吸の間という解釈をされていますが、瞬時の判断ができづらいため、森信三先生の全集5「南洲翁遺訓」講録に記載された通り、最後まで遺漏なく尽くす。すなわち一瞬の間でも怠ってはいけないという解釈としております。

いずれにせよ。私心に打ち克つ修養は難しく、毎日の積み重ねしか答えはない。

私もわずかながら1つ1つ積み上げていきたいと思いました。

 

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