言志耋録第334条
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。
今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。
引用開始
言志耋録第334条
人道は只だ是れ誠敬のみ。生きて既に生を全うし、死して乃ち死に安んずるは、敬よりして誠なるなり。生死は天来、順にして之れを受くるは、誠よりして敬なるなり。夫の短長を較べ苦楽を説くに至りては、則ち竟に是れ男女親族の私情にして、死者に於ては此の遺念無きのみ。
引用終了
人のふみ行うべき道は、ただ誠と敬の2つだけである。敬の修養をして誠の道を得ること。
佐藤一斎の死生観が出ている条です。
人道は只だ是れ誠敬のみ。
シンプルにしてわかりやすい。でも難しい。
そう思いました。
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名、診断士・税理士1名、中小企業診断士を目指して勉強している方2名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。