言志耋録第151条

言志耋録第151条

2021年11月14日 1 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録第151条

「心を養うは寡欲より善きは莫し」。君子自ら養う者宜しく是くの如くすべきなり。
人を待つに至りては則ち然らず。
人をして各々其の欲を達せしむるのみ。但だ欲も亦公・私有り。弁ずべし。

引用終了

心を修養するには、欲を少なくするほかなし。君子の場合はそのようにすべきであるが、人の場合はそうではなく、各々の欲を達成するのみ。

ただし、欲も公・私があるので見極めることが大事。

 

確かに欲を少なくというのは難しいですが、佐藤一斎が提唱している公の欲を達成していく人生を歩みたい。

そう思いました。

 

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名、診断士・税理士1名、中小企業診断士を目指して勉強している方2名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

 

 

 

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