言志晩録257条

言志晩録257条

2020年12月12日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録257条

余は少壮の時、気鋭なり。此の学を視て容易に做(な)す可しと謂(おも)えり。晩年に至り、蹉跌(さた)して意の如くなる能わず。譬(たと)えば山に登るが如し。麓より中腹に至るは易く、中腹より絶頂に至るは難し。凡そ晩年為す所は皆終結の事なり。古語に「百里を行く者は九十を半とす」と。信(まこと)に然り。 

引用終了

麓より中腹に至るは易く、中腹より絶頂に至るは難し

30歳で中小企業診断士になった私もいわゆる中堅と言われる年齢になり、これから頂まで到達する困難さを毎日感じております。

最初は見えなかったものもなんとなく見えるようになり、九合目で半分というのはその通りかもしれないと思えるようになりました。

思えるだけで、実際はまだまだです。

 

 

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