2020年11月号致知特集「根を養う」

2020年11月号致知特集「根を養う」

2020年10月6日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2020年11月号が届きました。特集「根を養う」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、東洋思想研究科田口佳史さんとコモンズ投信会長渋澤健さんの対談 渋沢栄一「論語と算盤」に学ぶ大転換期の生き方の田口佳史さんの言葉からです。

致知の引用開始

私はこれまで1万人ほどの塾生を指導してきた中で、「こんなに真面目で誠実にも拘らず、なかなか周囲に認められない、不遇の人生を送る人がいるのはなぜだろう」とずっと思っていました。そうしたら「論語と算盤」にその答えが書いてあったんです。
「人の行為の善悪は、その志と所作と相俟って較量せねばなるまい。志が如何に真面目で忠恕の道に契っていても、その所作が遅鈍であるとか、放辟邪侈では何にもならぬ。志においては、飽くまで人の為になれかしと思って居ても、その所作が人の害となるようでは善行とはいわれぬ」
所作が大事だというんですね。いかに志が良くても、立ち居振る舞いが偉そうとか、もたもたしているとか、気が利いていないとか、そういう人はダメだと。

引用終了

感想

こんなに真面目で誠実にも拘らず、なかなか周囲に認められない

そんな方はビジネスの世界にもいらっしゃいます。

真面目すぎて、なかなか行動に移せない。個人的にはそんな方を思い浮かべました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

リーダ―研修や幹部研修のなかでは、とにかく行動が大事であるということを一貫して伝えています。

行動の中に立ち居振る舞いも当然に含まれることを伝えていきたい。

そう思いました。

 

 

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