2024年7月号致知特集「師資相承」
士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。
雑誌「致知」2024年7月号が届きました。特集「師資相承」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、斯文館理事長宇野茂彦さんとJFEホールディングス名誉顧問數土文夫さんの対談「孔子とその弟子たちの物語」の数土文夫さんの言葉からです。
致知の引用開始
數土 いま孔子の言葉が挙がりましたが、宇野先生が実人生の中で支えにしてこられた「論語」の言葉は何かございますか
宇野 立場上よく聞かれるんですが、選ぶのはなかなか難しいですね(笑)。困って咄嗟に「君子は人の美を為す」(君子は人の美点を伸ばす)と答えたことはありますが、他にも言葉はいくれでもありますから
數土 私も挙げれば百ぐらいありますが(笑)、特に「克己復礼」(己に克ちて礼に復るを仁と為す)という言葉が非常に好きです
宇野 弟子の顔回(顔子)から仁について問われたときの言葉顔ですよね。私利私欲に打ち克ち、社会の秩序と調和を保つ礼に立ち返るのが仁だと
引用終了
感想
佐藤一斎も言葉四録で克己の工夫は一呼吸の間にありと記載しています。
(今の私の解釈は、己に克つことは、一瞬一瞬の間で己を復りみて、行動する。そしてそれを繰り返して、習慣化すること)
自分の悪いところを自省し、礼節を失わない姿勢でのぞみたいと思います。
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