2024年5月号致知特集「倦まず弛まず」
士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。
雑誌「致知」2024年5月号が届きました。特集「倦まず弛まず」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、道場六三郎さんのインタビュー「いまも料理が恋人この道に終わりなし」からです。
致知の引用開始
辛くて心が折れそうな僕を支えてくれたのは両親の言葉でした。先述した「石の上にも三年」もそうですし、とりわけ救いになったのは「鴨居と障子」の話です。
「何もわからないうちは我を出してはいけない。鴨居と障子がうまく組み合わさっているからスムーズに開閉できる。それが合わなくなれば、障子の枠を削る。上の鴨居を削ることはしない。鴨居とはお店の主人で、六ちゃんは障子だ。だから修業とは我を削っていくことだよ」と。
引用終了
感想
何もわからないうちには我を出さない。
今の若い人には理解できないことかもしれません。
団塊ジュニアの私にとっては、両親からも聞かされた言葉で、違和感なく心に入ってきます。
時代によって、それぞれの捉え方や考え方は違いますが、人の心は鏡であることと長幼の序は普遍的なものかもしれません。
自分の我を通そうとすれば、相手も我を通そうとする。
相手が先に生きた先生であれば、こちらが我を出さない。
そうすると、相手も我を通さずに、うまく合うようになる。
そう信じて行動することが大事だと感じました。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。
そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。