2024年2月号致知特集「立志立国」
士業育成システムで士業を共に育ち恩を送る人材(共育恩送)へと育成し、共育恩送の輪が広がることを目指す西井克己です。
雑誌「致知」2024年2月号が届きました。特集「立志立国」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、櫻井よしこさんと中西輝政さんの対談「日本の底力を発揮する時が来た」の中西輝政さんの言葉からです。
致知の引用開始
志というのはやっぱり歴史を学ぶことによって生まれてきますし、ストンと肚に落ちる一つの立脚点になります。まさしく立志なくして立国なしで。一人ひとりが志を持つことですよね。
吉田松陰も「志を立てて以て万事の源と為す」(すべての実践は志を立てることから始まる)とか「身皇国に生まれて、皇国の皇国たるを知らんずんば、何を以て天地に立たん」(日本に生まれた日本人として、この国の皇室や歴史の独自性を知らないで、どうして日本人として力強く生きていけるだろうか)という言葉を残しています。
引用終了
感想
金沢では15歳のときに立志の集いがあります。
私は隣の野々市出身ですが、立志式はあったように覚えています。
当時は何のことか分からずに参加していたように思います。
15歳で志を立てるのは難しいと思います。
私も20代前半は研究者になりたいと思い、それに向かって行動はしていましたが
それに見合う能力がなく、現在研究者ではありません。
ただし、十代の後半には、人を育てるということはなんとなく共通していたと思います。
(高校教諭:このため理学部を選択→研究者:このために大学院に進学した→中小企業診断士)
振り返ってみると、表面上見えるものは、変わっているかもしれませんが、根っこの部分は二十歳前後にはもう固まっていたのだろうと思います。
特に自分の志は考えようということは特に何か月もかけて考えたわけでは成りませんが、
自分の人生については人よりもどうしていきたいかは考えていたと思います。
具体的には、先輩や大学の先生とそんな議論をするのは好きでしたし、歴史書から自分を映し出すことはしていたと思います。
ですので、明確な志はあったとはいいがたいですが、それに周りの人よりも向き合ってきたかと言えば向き合っていたのだろうと振り返っています。
自分にはそれがあっていたのだろうと思います。
人それぞれの志はありますし、気づく方法もあると思います。
ただし、やっぱり行動し続けないといくつになってもそれには到達しないのではないかと思いました。
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