2023年1月号致知特集「遂げずばやまじ」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2023年1月号が届きました。特集「遂げずばやまじ」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、阿部詩さんと日体大柔道部女子監督小嶋新太さんの対談「人生死ぬまで通過点」の阿部詩さんの言葉からです。
致知の引用開始
あと、部屋の壁にその年の目標を書いて掲げているんですけど、次の言葉も貼ってあるんです。
「思い通りにならないからといって心を痛めてはならない。思い通りになったからといって有頂天になってもいけない。平安無事が続いてもそれを頼りにしてはならないし、最初に困難にぶつかっても挫けてなならない」
引用終了
感想
この言葉は
菜根譚に出てくる言葉で
払意を憂うることなかれ、快心を喜ぶ事なかれ、久安を恃むなかれ、初難を憚る事なかれ
を
致知2014年9月号で白幡洋一さんが現代語にわかりやすく表現されたものとのようです。
思い通りにならないと感情がコントロールできなくなる。
子供のころはそれでいいかもしれませんが、
大人になってそれなりに影響力があるようになると感情の負の連鎖の起点になってしまう。
そう思っていても、なかなか完全にコントロールすることはできない。
「払意を憂うることなかれ」
まずはこれを実践していきたいと思いました。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
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