2022年12月号致知特集「追悼稲盛和夫」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2022年12月号が届きました。特集「追悼稲盛和夫」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、京セラ元社長の伊藤謙介さんとKDDI元社長の小野寺正さんの対談「稲盛さんに学んだリーダーの条件」の伊藤謙介さんの言葉からです。
致知の引用開始
稲盛は京セラでも、若い幹部が企画を持ってきた時には相手の顔をじっと見て、本当にやる気を感じたら「やってみい」と了承していました。僕らも真似してきましたけど、それが稲盛式です。
稲盛は、「経営者は心理学者でなければならない」とよく言っていました。人間の心理は顔に出ますから、ごまかしがきかない。私もよく厳しい眼で見られました。
引用終了
感想
仕事ができるできないは、できないときは知識・経験・スキルが足りないという方が多いです。
事業がうまくいかないとき、その主たる要因が、知識・経験・スキルの不足であることは少なくありません。
しかし、それを超えるものとしてはやはり、「やる気」だと思います。
私自身も駆け出しの時は、知識・経験・スキルすべて不足していましたが、この仕事にかけるやる気だけは負けない。そんな思いで仕事をしておりました。そうすると周りの方も、知識・経験・スキルすべてが不足していることはわかりつつ、一緒に仕事をしてくださいました。
現在、知識・経験・スキルが不足していない方は、少なからずそんな経験はあると思います。
やはり、事業を進める時にはやる気が一番大事である。そう改めて思いました。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。
そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。