2022年10月号致知特集「生き方の法則」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2022年10月号が届きました。特集「生き方の法則」を読みましたので感想を記載します。
今回最も心に響いた特集は、宇宙飛行士野口聡一さんと京都大学iPS細胞研究所名誉所長山中伸弥さんの対談「人類はどこに向かおうとしているのか」の野口聡一さんの言葉からです。
致知の引用開始
アメリカが国としての威信をかけた戦いに日本人が入る意味とは何だろう。そう考えた時、日本人としてのルーツや特性を学ぼうと読んだのが、日本の伝統文化である能楽と茶道について書かれた『風姿花伝』と『茶の本』でした。私自身、能や狂言が好きだったこともあり、世阿弥の「離見の見」は特に心に留めています。
自分の姿を離れたところから客観的にみて、自分の思い込みに囚われず、他人が見た時にどう思われるかを常に考えなさい、という意味だと解釈しています。
引用終了
感想
「離見の見」は、私も大事だなと思っている言葉です。
演じている視点だけではなく、客としての視点だけでもなく、客席からの演じている自分の姿を見たときにどう見えるのかの視点を加える。
特に士業のような閉鎖的な業界にとってはとても大事なことと思っていました。
この対談から閉鎖的な業界だけではなく、いろいろな業界にこの「離見の見」が適用されると感じました。
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