2021年9月号致知特集「言葉は力」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2021年9月号が届きました。特集「言葉は力」を読みましたので感想を記載します。
今回の特集で、最も心に響いた特集は、下掛宝生流ワキ方能楽師安田登さんと東洋思想家境野勝悟さんの対談「先人の言葉に導かれて生きてきた」の安田登さんの言葉からです。
致知の引用開始
弟子入りした当時、私は師匠の指導に納得できず、「自分だったらこうやるのに」と思っていました。しかし、これは思い上がりだと途中で考え直しました。無にならないと師匠の教えがわからないことに初めて気づいたんです。それからは稽古の時は、自分を捨てることを常に心がけてきました。「おまえたちは素人ではない。素人は百%を目指す。玄人は百%から始まるんだ」と教えられたことも、懐かしい思い出です。
引用終了
感想
パーフェクトに仕事をしたい。いつも望んでいることです。
経験を積んで時間が経過すればするほど、そのパーフェクトの水準はどんどん上がっていっているように思います。
最初に経験はないけど、とにかく時間をかけて一生懸命やっていたころの水準を百とすると、確かにそれからスタートで、そこからどれだけ積み上げるかが大事。
素人同然のとにかく一生懸命やった水準で満足していては、その後全く伸びない。
昨日や1か月前や1年前の自分と比較してどれだけお役立ちできているのか確認しながら前に進んでいきたいと感じました。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
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