言志晩録43条

言志晩録43条

2021年5月1日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録43条

講説は其の人に在りて、口弁に在らず。「君子は義に喩り、小人は利に喩る」が如きは、常人此を説けば、嚼蠟(しゃくろう)味無きも、象山此れを説けば、則ち聴者をして愧汗(きかん)せしむ。視て易事と為すこと勿れ。

引用終了

講義をするときの心得、2020年にもこの条が響いています。

何度読んでも大事なことは大事。

講義をする人の人格が大事。