2020年9月号致知特集「人間を磨く」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2020年9月号が届きました。特集「人間を磨く」を読みましたので感想を記載します。
今回の特集で、最も心に響いた特集は、狂言師 野村萬さんのインタビュー「芸道は無窮なり」の言葉からです。
致知の引用開始
技は常に磨かなくてはいけませんが、行き着くところは役者の人間性を磨く他ありません。
いまはパソコンやインターネットなど文明の利器が発達していますが、心までは映し出すことはできない。
その心は舞台において身体から身体へ、その場の空気を通して出ないと伝えることはできないんです。
引用終了
感想
その仕事を始めた時は、スキルが大事、スキルさえあれば仕事はできる。そう思う人は少なくないと思います。
ただし、一定のレベルまで到達した方のほとんどは、人間性を磨くことの重要性を説いています。
それはどんな業界でも共通するもので、私のつたない経験でも、研究職の方、一定の規模感の企業の幹部の方、中小企業の経営者の方、伝統工芸の職人の方いずれも表現方法は違えど人間性の大切さをおっしゃっています。
〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?
対象がどんな方であれ、人様に人間性を説くためには、自分の人間性を一定程度まで高めていかなくてはならない。
私がご縁をいただいている人間性が高いなあと感じる方と私を比すると、とても人様に人間性をというレベルにまで到達していない。
いつの日か人間性について語る日のために、日々できること(毎日必ずすることを継続)を実行していきたいと思います。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。
そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。