2020年7月号致知特集「百折不撓」
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2020年7月号が届きました。特集「百折不撓」を読みましたので感想を記載します。
今回の特集で、最も心に響いた特集は、北洋建設社長小澤輝真さんとドリームジャパン社長長原和宣さんの対談「人生の試練が教えてくれたもの」の小澤輝真さんの言葉からです。
致知の引用開始
小澤
百折不撓・・誰の人生にも挫折や試練はつきものですが、私の今の試練は病気ですね。
実は私は社長に就任する前の2012年、三八歳の時に父と同じ脊髄小脳変性症であることが分かったんです。その時に余命は十年と告げられましたから、残された時間はあと二年ほどになります・二〇一八年頃からだんだん言葉も出しづらくなり、今は自力では歩けなくなってきて、本当に苦しいし、きついんです。
長原
病気が進行する中でも決して立ち止まることなく、元受刑者の就労支援に取り組まれている小澤さんは、本当に立派です。
小澤
命が限られている中で今伝えたいのは、誰もがこの世の中に必要な人間なのだから、みな自分をもっと大切にして、愛してほしいということ。自分を大切にして愛しているからこそ、他の人にも同じように愛情を注ぐことができるし、自分の花を大きく咲かすことが、結果として他人の花を咲かせることにも繋がるんです。
引用終了
感想
誰もがこの世の中に必要な人間なのだから、みな自分をもっと大切にして、愛してほしいということ。自分を大切にして愛しているからこそ、他の人にも同じように愛情を注ぐことができる
大事なことなのですが、継続することの難易度は決して低くはない。
自分を律することと愛することは同じ方向なのですが、同じ方向を向きながら継続して行動し続けることも難しい。
自分をちゃんと理解できているからこその言葉であり、心に響きました。
〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?
自分を大切にして愛しているからこそ、他の人にも同じように愛情を注ぐことができる
これをどのように社員教育に活かせるのか、現状では全くその方向性すら見いだせていない状況です。
自分をちゃんと理解でき、受け入れているからこその言葉であり、
私自身全くそこまで到達できていない状況です。
これから長い時間をかけて一歩でも近づきたいそう感じました。
次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?
弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。
そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。