2020年5月号致知特集「先達に学ぶ」

2020年5月号致知特集「先達に学ぶ」

2020年4月3日 0 投稿者: nishii

石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2020年5月号が届きました。特集「先達に学ぶ」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、東洋思想研究科田口佳史さんとAOKIホールディングス会長青木擴憲さんの対談「佐久間象山が目指した世界 」の青木擴憲さんの言葉からです。

致知の引用開始

それを避けるためにオランダ語の辞書を短期間ですべてマスターして、ショメールの「百科全書」というオランダ語で書かれた原書を読みながら世界情勢を学び、防衛をどうすべきかを具体的に考えるようになっていくわけです。

それで、私は象山の才能や努力も確かにすごいのですが、それをちゃんと見抜いて、今の貨幣価値で何百万もするような高価な「百科全書」を与えた藩主・真田幸貫の見識もまた素晴らしいと思うんです。

引用終了

感想

我々は、佐久間象山はもちろん幕末から明治にかけて活躍した門下生(吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、橋本佐内、小林虎三郎など)を知っています。

しかし、その佐久間象山の才能を見出した藩主の名はなかなか出てきません。

松代藩や松代藩主が真田家であることはでてきますが、真田幸貫がスッと出てくる方はそれほど多くはないのでしょうか?

歴史上の人物はその人にスポットライトが当たるのですがその人物が育った背景と言うのはとても大事であると改めて感じました。

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