言志晩録219条
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。
今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。
引用開始
言志晩録219条
人事百般、都て遜譲なるを要す。但だ志は則ち師に譲らずして可なり。又、古人に譲らずして可なり
引用終了
仕事をしていると教えたり教わったり、助けたり助けられたりします。
お互いにゆったりとした気持ちで、譲ることが大事だと思います。
しかし、人それぞれ思いがありますのでその思いは遠慮する必要はない。
その思いは、志から頂くのではなく、自らの中でしか湧き出ないもの。
熱い思いはやっぱり何をするにも大事。そう思いました。