現代産業論 十名直喜

2018年2月4日 0 投稿者: nishii

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

現代産業論 十名直喜著 水曜社 を読みました。

久しぶりに学術よりの本でしたがいろいろと気づきがありました。
特に現代の知識職人の位置づけに感銘を受けました。
知識職人は、働きつつ学び研究する。
・学ぶことはまねぶ、習う、勉強する。
・研究することは、学んだことを創造的に発展させる。

引用開始
働く現場は、情報と経験知の宝庫でもある。生きた現場情報の膨大な渦の中にあって、五感を通じて体験・入手できる。それを自覚し、明瞭な問題意識や視点と結びつけることにより、種々のハンディキャップを乗り越え、創意的な研究も可能になる。社会人研究者の可能性と役割もそこにあるといえよう。
引用終了

自分が思っていることや伝えたいことが、文字になって表れているとしっくりくるものと痛感しました。

思うだけではダメ、実行しなければ意味がない。

思うだけで終わる方のほうが多い。この思うと実行の間にこういう文字にすることがあるかもしれないそう思いました。

社員が育たないという前になぜ育っていないか本気で考えてみませんか?

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