2018年1月号 致知特集「仕事と人生」感想

2017年12月6日 0 投稿者: nishii

石川県で理念経営を実践し、士業が組織として中小企業支援を行うことを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2018年1月号が届きました。特集「仕事と人生」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、JFEホールディングス特別顧問の數土文夫さんと刀匠の松田次泰さんの対談「一筋の道を極める生き方」の

松田次泰さんの一節です。

致知の引用開始

 數土さんにおっしゃったように、僕も自分自身が誠であること、真実であることを何より大事にしてきました。自分自身の考えや感覚を常に「正しく、善く、美しく」するべく努力していかなくてはいけません。その努力に終着点はありませんし、まだまだ自分自身でそのようなことができているとは思えませんが、いつもその自覚と緊張感を持って仕事をしていきたいものです。

 自分の仕事に嘘をついていないか、自分の仕事でいい加減なことをしていないか、自分で自分の仕事を穢していないか、たえず真摯に仕事に向き合って、高めていく。そういう自覚と緊張感こそが、仕事に対する誇りに結びついていくのではないかと感じています。

引用終了

感想

当たり前のことをやることは、たやすいのですが

当たり前のことをずっとやり続けること、そしてその当たり前のレベルを少しずつ上げていくこと
はとても難しい。
自分自身が誠であること、真実であることを何より大事であることは、当たり前の部類に入るかもしれません。
それを継続することは難しい。
自分の仕事に嘘をついていないか、自分の仕事でいい加減なことをしていないか、自分で自分の仕事を穢(けが)していないか、たえず真摯に仕事に向き合うことも
一瞬ならできる人は多いと思いますが、人生の中でずっと継続して行える人は多くはないと感じています。
私自身、人生の先輩に恵まれ、毎日できることを少しずつ行っていますが、毎日100%の力を出し続けているかといえば、
その領域には到達していません。
私が人生の先輩にその姿を見せていただいた恩をできる限り送っていきたいと思っているのですが、なかなか満足するようなことができていません。
ただし、いつかはそうなれるように、日々積み重ねていくしかない。
そう思って毎日を過ごしていきたいと思います。

致知2018年1月.jpg

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