修身教授録 森信三著 立志について
自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。
修身教授録 森信三著 致知出版社を読みました
心に響いた言葉を引用したいと思います。
引用開始
そもそも真の志とは、自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。書物を読んで感心したり、また人から話を聞いてその時だけ感激しても、しばらくたつとケロリと忘れるようでは未だもって真の志というわけにはいかないのです。
いやしくも、ひとたび真の志が立つならば、それは事あるごとに、常にわが念頭に現れて、直接間接に、自分の一挙手一投足に至るまで、支配するところまでいかねばならぬと思うのです。
引用終了
自分で立てた志は、遠大な志。その志のために、一言一行を慎まなければならない。
自分で立てたからこそ一言一行を慎むこともできる。
人が立てたものであれば、ただの拘束に過ぎない。
「克己の工夫は一呼吸の間」
自分のためではなくみんなのために。
自分の気性を理解し、語ることも、動くことも止まることもゆったりすることを意識していきたいと思います。