2017年9月号 致知特集「閃き」感想
石川県で理念経営を実践し、士業が組織として中小企業支援を行うことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2017年9月号が届きました。特集「閃き」を読みましたので感想を記載します。
今回の特集で、最も心に響いた特集は、クリエイティブディレクターの水野岳さんと中川政七商店社長十三代中川政七さんの対談「アイデアは必ず生み出せる」の一節です。
致知の引用開始
小さな石の積み重ね
「経営者としてブランドを作るときに大切だと思うのは、「どこに行きたいか」「どうなりたいか」が明確であることですね。ブランドって評価の軸が1つだけではなくて、「どういうふうになりたいか」というのがあって初めてそこに近づくために小さな石を積み重ねていくわけじゃないですか。 ところが、この「どういうふうに」というのがなくて、「とりあえずいいブランドになりたい」とか「カッコいいブランドになりたい」っている経営者が結構多いような気がします。」
引用終了
感想
会社の存在意義であり、社会的意義を明文化したのが経営理念。
経営理念は、創業者がこの会社はこうありたいと思うことを明文化したものである。
セミナー等で経営理念についてお話しするときには、子供に名前を付けるときにこの子はこうあってほしいと願って付けると思いますが、それと同じです。と言っています。
日々仕事に追われてしまうとこの会社の大義を忘れるわけではないが、十分に振り返ることなくとりあえず前の仕事をしてしまう。
そんな日々が続いていれば、ブランディングはなかなか前に進まない。
会社の存在意義はこうであり、そのためには自分たちは具体的に何をしなければいけないのか、それを実践できているのか?
忙しい中でもそれを意識して仕事を進めると、10年後には少しブランドとしての形になるのでは?
わが身をふりかえりそう感じました。
1つ1つの仕事は丁寧に、しかしいつでもどの方向に向かっているのか確認しながら前にすすめる。
そうすると、この人はどんな方向性に進んでいるのか、従業員も、お客様も、仕入先も理解いただけるようになる。
ブランディングについてもやはり1つ1つ積み重ねが大事であることを再認識しました。
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