2017年7月号 致知特集「師と弟子」感想
石川県で理念経営を実践し、士業が組織として中小企業支援を行うことを目指す中小企業診断士西井克己です。
雑誌「致知」2017年7月号が届きました。特集「師と弟子」を読みましたので感想を記載します。
今回の特集で、最も心に響いた特集は、エーデルワイス会長の比屋根毅さんとムッシュマキノオーナーシェフの牧野眞一さんの対談「我ら菓子づくりの道を極めん」の一節です。
致知の引用開始
1 苦言を呈する人を避けてはいけない
「やっぱり伸び悩むこは、素直さがないというのかな、苦言を呈する人を避ける子はなかなか成長できないだろうね。苦言を呈する人にしっかりと耳を傾けて、自分を見失わないようにすることが大切なのに、残念ながらそういう人を避けてしまうようだと行き詰ってしなうのは確かだと思いましね。」
2商品をつくるんじゃない、毎日店をつくることが我々の仕事や
「お店をつくるという視点で考えていったら、必然的にその店が必要とする商品が見えてきたわけです。ケーキ屋さんだからショートケーキがいる、シュークリームがいるという発想ではなくて、その店が必要としているからプリンを開発するんだと」
引用終了
感想
大企業や中小企業、企業の規模にとらわれず、経営者となると、苦言を呈していただける方が極端に少なくなります。
そのため、自分で自分を律することが大事なのですが、自分を律しているという思いが強すぎて、せっかく苦言を呈していただけたのに、「いや」と否定から入ることが多くなってしまう。
分かってはいるけど素直に聞けない。そんなことも少なくないと思います。
苦言を呈していただけた場合は、まず感謝の気持ちを持つこと、そしてそれを表すこと、さらにその苦言に従って行動を変化させること、この3つがとても大切である。と再認識しました。
また、我々も、商品開発の支援に入ることは少なくないのですが、どうしてもヒット商品をどのように作るのかという視点で考えてしまいます。
そうではなく、お店がどんな商品を必要としているのか、それに足りないものは現在の店ではどんなものなのか、その視点で考える発想はとても参考になりました。
1つの商品ではなく、店で考える。部分最適化ではなく全体最適を考える。とても大事に感じました。
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