凡人が高みに到達するためには
石川県で理念経営を実践し、士業が組織として中小企業支援を行うことを目指す中小企業診断士西井克己です。
タイトルの「凡人が高みに到達するためには」は雑誌「致知」2017年2月号の特集「熱と誠」の
桂歌丸さんと中村吉右衛門さんの対談「芸の道、限りなし」
の中村吉右衛門さんの言葉です。
引用開始
五十年経ったから、人間国宝に認定されたとはいえ、私には天分はないと思っています。
初代吉右衛門は役者の神様と称されていましたが、私は凡人です。
凡人が高みに到達するためには、やはり日々の訓練、努力、修業を積み重ねるしかありません。
引用終わり
研究をしていたころに、才能はなくとも、意欲と努力で一定程度までは到達できる。
そんなことを恩師・先輩から教わりました。その時は、「意思を持って、努力しろよ」という励ましであったように思えましたが、
自分がどう努力しても到達しない領域を、瞬時に到達する方とあったときに、
なんとなく、その言葉の意味を自分なりに理解したことを覚えています。
と同時に、自分には、才能はないのだから、ただひたすらに努力を積み重ねるしかないと感じていました。
この記事を読んだ時に、人間国宝の方もそんな思いで訓練、努力、修業を積み重ねていらっしゃるとすれば、
まだまだ努力といえるところまで行っていないのではと感じました。
今年も、もう一段、努力・修業を積み重ねていきたいと思います。
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