商工調停士について
こんばんは北陸の中小企業診断士西井克己です。
今日は、「商工調停士」についてお話したいと思います。
私も、白山商工会議所の商工調停士に委嘱されており、
商工調停士ってなにをする人と質問されることが多く、
この機会にブログで説明したいと思います。
私は「少し経営がうまくいかなくなった場合に経営者と共に
会社の方向性を考える人」と答えています。
あまり不正確なこともいえませんので
東京商工会議所のホームページから商工調停士を
引用すると
商工調停士とは、「経営安定特別相談室」の責任者で、中小企業の倒産に係る諸問題の円滑な解決のための相談・指導を総括するのがその職務です。商工調停士は、商工会議所会頭よりその職務を委嘱されています。
経営安定特別相談室とは中小企業の倒産を未然に防ぐため事前に相談を受けて、経営的に見込みのあるものについては倒産回避の方途を講じ、見込みのない場合については円滑な整理を図ることを主な目的とした倒産防止特別相談事業を行なっています。相談は無料で、企業の秘密は守られます。
「中小企業の倒産を未然に防ぐため事前に相談を受ける人」
がいい表現かも知れませんね。
この商工調停士という仕事をおこなっていつも感じることが
「もっと早く相談していただければ」
ということです。
時間的余裕をもった早めの相談を行なえば、いろいろ
な専門家の意見を聞くことができ、それが
経営者の的確な判断につながるのではないでしょうか?
経営者の皆様、一人で悩まず まずは相談しましょう。
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