中小企業診断士の西井克己です。
今日は、現場ではなく事務所の改善の話をします。
皆さんはコーヒーフレッシュの賞味期限の管理をどうされていますか?
コロナ禍で来客も少なくなり、また飲み物もお出ししなくなっているところも少なくないと思います。
賞味期限は3カ月ぐらいのものが多く、
ついうっかり賞味期限が切れてしまったということは少なくありません。
来客の頻度がそれなりにあっていつも賞味期限の範囲内で回せているときは問題ないのですが、
コーヒーフレッシュの最低個数と来客数(来客数の方が少ない)が合わない事業所は、賞味期限を把握する必要があります。
対策としては、お客様に提供する前によく確認したうえで出すということが理想なのですが、
現実、コーヒーフレッシュの袋に小さく印字されていることが多く、
それを確認して提供している方ばかりではないと思います。
誰かはわからないが誰かが管理をしてくださっている会社は、その方がタイミングに応じて発注してくださっているのですが、そうでない場合は気づかずに出してしまったということは1度や2度はあるのではないでしょうか?
○改善方法
弊社の場合、コーヒーフレッシュの袋を入れる箱に、賞味期限をホワイトボードマーカーで記入しています。
100円ショップでマグネットシートと箱を購入し、
両面テープでマグネットシートを張り付けることで完成です。
メリット
・簡単に記入可能
ホワイトボードのマーカーがない事業所は少ないと思います。
極めて簡単に記入することができます。
デメリット
・文字が見えなくなる
持つところを考えないと、記入箇所に手が当たると文字が見えなくなります。
・簡単に消えない
消すときは、2か月以上記入されたままになるので、通常のホワイトボート消しでは消せません。
水もしくはエタノールで拭いて消す必要があります。
弊社はこの表示をしてから、賞味期限を超えてお客様に提供することは無くなりました。
管理者で意識を持って管理していただくことも大事ですが、
誰でもわかるように表示をするだけで問題が解決できる
数少ない事例です。
皆様もぜひ「表示」してみませんか?
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士5名、社会保険労務士1名)では、現場改善の相談も受けております。
毎週土曜日は相談を受け付けております。遠方の方を対象に最近はTeamsで初期相談もしておりますので、お気軽に問い合わせください。
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