今日は、オフィスの改善についてお伝えします。
製造業の改善でも、歩行は何の付加価値も生まないので改善のターゲットになります。
1つの作業をするのにモノを取りに行くのに行ったり来たりしていると、それは改善の余地ありということになります。
製造業の現場ですと材料や仕掛品や工具の場所ということになりますが、
一方でオフィスはどうでしょうか?
オフィス関係でいうと、複合機やプリンター関連で改善することが多いです。
すなわち、プリンターや複合機の用紙切れの際に、コピー用紙を取りに行き、補充して、コピー用紙の包装紙をゴミ箱に捨てる。
この動作を行ったり来たりすることは少なくありません。
弊社も、コピー用紙と複合機は同じ場所に置いてあったのですが、ごみ箱だけは違う場所に置いていました。
そのため、コピー用紙の包装紙を捨てるために歩行する必要がありました。
これを今回以下のように改善いたしました。
まず、改善前(上)と改善後(下)です。
左のA3コピー用紙置き場の上に、棚をつくり、コピー用紙の包装紙を置く場所をつくりました。
このつくるプロセスですが
1材料を購入
今回はDIYショップで発泡スチレンの板を購入してきました。A2サイズ(黒)とA3サイズ(白)
A2サイズは棚板とするために、2つ重ねるためにA2サイズといたしました。
2 購入した発泡スチレンを切断
購入した発泡スチレンを所定の大きさに切断しました。
黒い板は、棚板に合わせてA3サイズより少し小さめに、
白い板は、棚板を受ける役割を果たすために、細く切断しました。
3 仮置きしてイメージをつくる
どのくらいの大きさの棚を要するのか実際に仮に作ってみて、大きさの感触を得ます(この作業は意外に大事です)
結果、上の棚と100㎜の位置に棚板を設置することとなりました(イメージの後数字に落とし込むこと)
4 ノギスで設置位置を正確にマーキング
水平が大事ですので、ノギスを使って正確にマーキングしました。
5マーキング個所に白い板を設置
ノギスでマーキングしたところに白い板を設置しました。(裏面が粘着面となっているので離型紙をはがして着けました)
6棚板を置く
白い発泡スチレンの上に棚板を置いて、かつ表示をして完成です。
完成図
棚板の上に、青いコピー用紙包装紙があります。
社員が育たないという前になぜ育っていないか本気で考えてみませんか?