リボン食品さんに企業見学に行ってきました

こんにちは。迅技術経営の小松巧です。
3月3日に私が所属している「EH経営研究会」で企業見学会に行ってきました。
今回は昨年日本で一番大切にしたい会社特別賞を受賞した、大阪にあるリボン食品株式会社。
マーガリンやお菓子の生地を作っている会社です。有名なお土産のにも多く採用されており、日本人であれば一度はこの会社の作った生地を食べているという会社です。
社長の講和で語られたのが「理念なき理念経営」。一見矛盾しているように見えます。実際に経営理念という明文化したものを作っていません。理由は、ユニーク・柔軟性を大事にしており、理念があるとそれに縛られてしまうからだそうです。
しかし、不思議なことに社員さんから発せられる言葉は、社長の言葉と一致していました。理念を構成するキーワードは創業から変わっていないようで、「思いやり」や「一生懸命」などの言葉で社員一人一人の中に理念が構築されているようでした。
社員を大事にするという会社でもあり、社員食堂や社員が自由に使える図書館、一つ一つのデザインや備品に凝った社屋など、社員を大切にするためのこだわりを体感することができました。楽しい社風創りには一人一人のユニークな発想と、それを否定なく受け入れてくれる社風が大事なことだと気付きました。