今求められるNEWタイプ人財

2022年4月13日 0 投稿者: srhayate

こんにちは。迅社会保険労務士事務所の小松です。
人工知能などのテクノロジーを背景に世の中の変化が加速していますが、新型コロナの影響でさらにその動きが顕著になってきました。
このような中社会が求める人財像も変化してきています。
背景として、一昔前までは無いモノ、必要なモノを消費者が把握していました。昭和家電の三種の神器テレビ、洗濯機、冷蔵庫などがその例です。企業は消費者の必要としている声を聞いて製品を提供すればよい時代でした。企業が収益を上げるためには効率よくモノを作ることが必要で、そのために求められる人物は、1.正解を多く出せる 2.専門性と経験を活かす 3.役に立つ 人物でした。
しかし、モノがあふれる時代。商品のライフサイクルが短くなった時代になってくると、消費者自身も欲しいものが判らなくなってきます。企業としても消費者が欲しいものを想像し、消費者と一緒に試行錯誤しながらモノづくりをしなければならない時代になってきました。また、専門知識はAIの方が人間をはるかに凌駕する時代になってきそうです。そんな時代に求められるNEWタイプの人財とは、1.問題を提起する 2.発想力・想像力を発揮する 3.意味を持たせる ことができる人です。意味を持たせるというのは、古いものでも「昭和レトロ」という意味を持たせて消費者に新しい価値を提供できるというようなことです。専門知識が無い若者が創業した企業が急速に発展することがあるのもこれが要因になっているようです。
我々士業も専門知識だけに頼って仕事をすることができなくなる時代がすぐそこまで来ているなと感じました。