5Sにおける清掃
こんにちは。迅社会保険労務士事務所の小松です。
5Sおいて3番目のSは「清掃」です。そのものづばりきれいに掃除することです。
目的はきれいにすることですが、5Sにおいてはもう少し深い目的があります。
きれいにしようと意識的に掃除に取り組んでいると、いろんなことに気づきます。
例えば普段目につかない汚れ、機械の油漏れ、微小な傷等がそれです。
きれいにするという目的の他に、小さな異常にいち早く気づくということが実務的な目的になります。
さらに、小さな気付きとそれにいち早く対処するということを通じて、いろいろなことに気づける「感性」を磨くことができます。
つまり、職業人としての人間的成長が期待できます。いろいろなことに気づける人とそうでない人というのは、仕事をする上で
成果に大きな差が出てきます。
整理と整頓は仕事の「効率」を高める。清掃と清潔は仕事の「質」を高める。
毎日の掃除でも、ただ掃除という動作をするのでななく、もう少し深い目的を意識して自らを高めていきたいものです。